フランスのリヨンの日常生活で感じた事をざっくばらんに書き留めています。フランス、リヨン情報、外国人の友達、出来事、映画、フランス家庭料理、音楽、独り言。
Blog sur ce que je pense en France, ou bien sur le cinéma, la cuisine, les voyages, les informations de Lyon, etc. J'écris sur la vie française sans détour. Mais ce blog n'est écrit qu'en japonais. Désolé mes chers amis francophones !

Saturday, September 27, 2008

ラザニア: lasagnes à la bolognaise

以前、フランス人の友人Cがふざけて(それとも真面目だった?)
「僕の奥さんになる人の条件は美味しいラザニアがつくれることだ!」と言っていました。
日本だったら「料理のうまい人がいい!」と言うことはあっても、「ラザニア」と特定する人はあまりいないと思います。
Cの言葉が分かりやすかったので引用させてもらいましたが、フランス人もラザニアは好きなようです。

私は昔はラザニアをつくるということにはあまり馴染みはなかったのですが、リヨンでイタリア人の友達ができてからは、私も少しづつイタリア文化の恩恵を受けて、ラザニアもつくるようになりました。

ある時、同僚のDが私たちにラザニアをつくってくれました。とても美味しかったので作り方を聞くと「簡単よ!」と作り方を大まかに教えてくれて「ラザニアのパスタは何を使っているの?」としつこく聞く私にその時に使ったラザニア用のパスタを見せてくれました。
その後、私がすぐに同じラザニア用パスタを買ってきて家でつくったのは言うまでもありません。

それ以来何度もつくっています。何種類かラザニア用のパスタを使いましたが、私はBarilla(写真下)のものが一番私の好みです。
ラザニア用のパスタは「茹でる必要なし」と書いてあるものがほとんどですが、Dは少し茹でると言っていたので、最初のうちは私も茹でていました。でも、パスタがソースにかぶるようにしてオーブンに入れれば茹でなくても十分大丈夫のようなので、最近は茹でずにやっています。
普通、ラザニアはボロネーズとベシャメルソースでつくります。
でも、私はある時、ベシャメルの代わりにクレームフレッシュでつくってみたら美味しかったので、以来ベシャメルソースをつくらずにやっています。その方が時間もカロリーも(?)押さえられますからね^.^。クレームフレッシュを入れずに、ボロネーズだけで加減してやっても十分美味しいです。
この辺は人それぞれ好みがあるでしょう。やっぱりベシャメルを入れた方がボリューム感があります。

ラザニア: lasagnes à la bolognaise

今日の材料(適宜お好みで調整してください)

ひき肉300gぐらい
にんじん1本
たまねぎ1〜2個
にんにく1〜2かけ
トマトもしくはトマト缶
ローリエの葉一枚、ローズマリー(Herbes de provenceで代用しても美味しいです)
塩胡椒
ラザニア用パスタ
クレームフレッシュ
グリュイエールチーズ。イタリアンにしたい方はパルミジャーノ・レッジャーノ。

1-たまねぎとにんじんをみじん切りにする。生のトマトを使う場合はトマトを角切り。にんじんのみじんぎりだけがこのラザニアをつくる過程で面倒なところです^-^。あとが簡単なので余計面倒に感じますが、そんなに面倒でもないですかね。
2-フライパンにオリーブ油を少々。たまねぎを炒めて、透き通ってきたら挽き肉とにんじんのみじんぎりを入れ、しばらく炒める。塩胡椒で味を調え、ローリエとタイムを入れ(Herbes de provenceでもとっても美味しいです)、トマトを入れて炒め、ふたをして弱火で10〜15分ほど煮込みます。焦がさないように注意してください。この時本当に良い香りがします。
3-耐熱皿にバターなどを塗り、クレームフレッシュを入れ(普通のラザニアのレシピではベシャメルソースをしきます)その上にラザニア用パスタを置き、ボロネーズソースをしいて、クレームフレッシュ、ラザニア用パスタ、ボロネーズソースという風に三段ぐらいつくります。(何段にするかはお好みで)
※時間を置いて食べる場合はこの時点で待機。食べる直前に焼きます。
4-チーズをまぶして(オリーブオイルをお好みでたらし)、温めておいたオーブンで15〜20分焼きます。


焼き上がりです。

このラザニアのポイントはにんじんです。にんじんのおかげで適度な甘みがでて、美味しくなります。 にんじんを入れないレシピは砂糖を少し入れているものが多いようです。

友人Dはラザニアは用意をしておけば、後は焼くだけなので誰か人が来る時にも慌てなくて良いし、便利な料理だと言っていました。用意したものを冷凍しておいてもいいそうです。

普通のラザニアにする場合はベシャメルソースでつくってください。でもラザニアのカロリーが気になる方は、いろいろとアレンジされるといいと思います。イタリア在住の日本人の方も自分で作る時はボロネーズソースのみにしているとどなたかのブログで読みました。



美味しくて簡単!これはつくるしかありません^-^。
熱々なので寒い季節にぴったりです。Bon appétit !
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14 comments:

Anonymous said...

こんばんは♪

ラザニアを限定で“美味しく作れる人”とは!!
オーブンものは相変わらずよく作らないにぽぽは、ラザニアはもっぱらお外で食べるお料理です。
でも、なかなか美味しいラザニアにはめぐり合いません。やっぱり自分で作って好みの味付けにするのが一番なんでしょうね。

木蓮さんの影響で、ちょっとオーブンを使ったお料理に興味を持ちはじめているんですよ!

(^^)b☆

Anonymous said...

論文のほかに、おいしいレシピ集も?!私も作りたくなりました。

Anonymous said...

本場の味ですね~
寒くなったら作ってみたいですね^^

ホント美味しそうですよ~ぽち^^

Anonymous said...

木蓮さん、こんばんは!
私もラザニア大好きなんですよ。木蓮さんの記事を読んでいて、また食べたくなってしまいました。
何しろカロリーが高そうなので、ここしばらく(1年以上)食べていないんです。

本格的に一から作りたいんですけど、手間がかかるので、青の洞窟のラザニア・エミリアーナというのを買ってきて作るんです。
ソースを作る手間が省けるので、助かります。

それでも味はかなり本格的なので、前回作った時は、イタリアで食べたラザニアを思い出してしまいました。

もちろん次回はウチの奥さんに作ってもらおうと思いますが、はてうまくいくかどうか・・・^_^;

Anonymous said...

木蓮さんのラザニア美味しそうですね♪
うちの夫も大好物です。結婚の条件にはしてませんでしたが…(笑)
私も、ラザニアにはだいたいニンジンを入れます。
夫が言うには、昔近所に住んでたイタリア系の家に行くと、ニンジン入りのラザニアが出たそうです。
日本から持ってきた料理の本には、なす入りのラザニアが載っていて、これも美味しいので、時々やります。
私は、どうもゆでないと硬すぎる気がして、茹でてたんですが、次回はソース多めで、ゆでずにやってみようかな。
ベシャメルを生クリームで代用というアイディアはいいですね。私は、ベシャメルを多めに作って、冷凍したりしていましたが、今ちょうどストックが切れているので、次回はクレームでやってみます。

瑞穂 said...

◆にぽぽさん、こんにちは!
いつもコメントありがとうございます♪

私もフランスに来る前は自分でラザニアは作ったことはなかったですし、作ろうとさえ思いませんでした。でも、フランスではラザニアって家庭でも結構普通につくるものだと思います。イタリアはお隣さんですもんね^-^。

逆にフランス人にとっては日本人が巻き寿司なんかを作ってると当たり前だと分かってはいても、すごい!と思うみたいです。

私、イタリア人の子にラザニアの作り方を教えてもらってからは味を占めてしまって結構作ってます。本当に簡単で美味しいんですよ^-^。

フランスってオーブンを使うレシピが多くて、慣れてくるとオーブンを使うと簡単に美味しいものができるなと思います。日本だとレンジを使うことの方が断然多いですよね。

瑞穂 said...

◆parismidoriさん、こんにちは!

インターネット上で料理のレシピが書いてあると嬉しいので、私も自分で料理を作った時はレシピを載せるようにしました。そうすると後で自分で作る時も、自分のブログ見ながら作ったり、メモ代わりになってなかなか便利なんです^-^。レシピ集とまではいかないと思いますけどね!

ひとつお願いなのですが、「論文」についてはあまり触れないでいただきたいです。ブログを前のように頻繁に毎日更新しない理由として「論文を進めなければいけない」と書きましたが、「論文」についてはただでさえ自分の中で重荷になっています。ブログでも論文!と言われると元からある重荷がまた倍に重くなります。

Anonymous said...

フランス人の友達がディナーに招いてくれたときにラザニア作ってくれて、パスタは茹でてなかったです☆
うちの彼も大好きで常に木蓮さんの使ってるのと同じパスタをストックしてますよ♪
オーブン料理、日本にいると全然やらなくて~☆オーブン皿は母がしまった場所を忘れたんですよ~(汗)

ところでFC2から木蓮さん来てくれました?

瑞穂 said...

◆カフェオレさん、こんにちは!

本当に熱々なので火傷に注意です。
意外に簡単にできるのでいいですよ^-^。

瑞穂 said...

◆モンちゃんさん、こんにちは!

青の洞窟って美味しいパスタですよね。青の洞窟のラザニアは買ったことがないと思いますが、このシリーズを日本で食べたことがあるのを覚えてます。と思って今調べてみたら、有名シェフが監修して作られてるんですね^-^。

私がここに載せたのは、普通のラザニアとは少し違うので、クリーミーにしたい場合はベシャメルを使った方がいいと思います。

見た目よりも簡単にできますし、奥様が作られたラザニアもきっと美味しいと思いますよ^-^。

瑞穂 said...

◆サラさん、こんにちは!

じゃあ、イタリア系はにんじんをいれるんでしょうね。Dもにんじんとはっきり言ってました。

なす入りのラザニアは自分でつくったことはありませんが、想像しただけでものすごくおいしそうですね。私、なすは大好きなんです♪

ラザニアのパスタは私もずっと茹でて作ってたんです。でも一度茹でずにやってみたら案外大丈夫でした。でもちゃんとソースがかぶるようにしないと一番上はパリパリすぎて固いと思います。

一度友人宅で一番上が妙に固いラザニアがでてきました。ソースを一番上にかぶせないで焼くと固いのは当然ですよね。

クレームフレッシュでも美味しいです。ただ、ベシャメルのようなクリーミーさではないので、やっぱりボロネーズとベシャメルのラザニアとは別のものと考えた方がいいと思いますよ。私は好きですけどね^.^。

瑞穂 said...

◆アイノワさん、こんにちは!

確かに日本だとオーブンよりレンジ料理の方が多いですよね。フランスでよく「日本人のうちはレンジが汚れてることが多い。オーブンよりレンジを使うから。フランス人はレンジよりオーブンを使うからレンジはあまり汚れてない。」って言ってた人がいましたけど、確かにフランス人ってオーブンをよく使いますね。

FC2からですか?最近だったらそれは私じゃないかもしれません。でも結構前ならFC2から行ったことはあるかもしれません。どういう風にいろんなブログに行ってるかはあんまりよく覚えてないんですけどね^-^。

Anonymous said...

ラザニア大好物なんです。よく注文してました。それがカロリー制限で、諦める羽目に(T_T)
でも、木蓮さんのラザニアとても美味しそう。自分で作れば、カロリー調整できますもんね。なんか作ってみたくてちょっと今うずうずしています。

瑞穂 said...

◆さんさん、こんにちは!
私はラザニアって前はそんな身近なものではなかったんですが、ここに書いたような経緯でいいなと思うようになりました。簡単にできるし、美味しくていいですね^-^。

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