フランスのリヨンの日常生活で感じた事をざっくばらんに書き留めています。フランス、リヨン情報、外国人の友達、出来事、映画、フランス家庭料理、音楽、独り言。
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Monday, March 16, 2009

美食の街ウィーン (3): ターフェルシュピッツ Tafelspitz:ボイルドビーフ

PlachuttaというターフェルシュピッツTafelspitzのお店に行きました。

ターフェルシュピッツ Tafelspitzというのはウィーン風ボイルドビーフで、スパイスやレモンの皮などで味つけしてゆでた牛肉です。
りんごとホースラディッシュを合わせてすりおろしたものと一緒に食べます。

オーストリア皇帝のフランツ・ヨーゼフ1世がこのターフェルシュピッツTafelspitzが大好物で、毎日のように食べていたそうです。

まずはオーストリアワイン、ツヴァイゲルト(Zweigelt)で乾杯。赤です。

牛の肉の部位によっていろいろと名前がついていて、なんだか沢山あります。
スープを飲んで、それから肉と野菜をジャガイモとほうれん草の付け合わせで食べるという感じです。

肉の部位を頼むと、その部位のお鍋が写真のようにテーブルのまん中にどんと置かれます。
ちなみにどのお鍋がどの肉の部分か分かるように肉の部位の名前のステンレスの札がついています。
この時私たちは6人だったのでちょっと圧巻でした。
こうやってお鍋が来ると、パフォーマンス効果もありますね。

まず麺のようなのが中に入っているスープ皿にこのスープをよそってもらって、この肉や骨髄のエキスがたっぷり出ているスープを頂きます。
ご想像の通り、とても美味しいです(笑)。

ちなみに、少し前に私のブログで書いていた根セロリが入っていました。こんなところで根セロリさんに再会です(笑)。

スープを飲んだら中の肉や野菜を取り分けてくれて、付け合わせのジャガイモやほうれん草の鍋も来ます。

なんとなく、見た目がフランスのポトフのウィーン版のような感じかなとも思いましたが、ポトフよりもずっとコクがあって味も違います。

煮込んだ牛のスープということで、寒い冬に食べるとぴったりという感じの料理。
肉や骨髄のエキスにスパイスや野菜の旨味が出ていてとっても美味しかったです。

そういえばここで私たちのテーブル担当の人は基本的な日本語が話せました。
「おいしいですか」ぐらいなら普通ですが、「お勘定」というのも知っているので、日本人もよく来るのでしょうか。実際お店の中に私たちの他にも日本人はいました。


ここもホームページがありました。(音が出ます)
http://www.plachutta.at/
このレストランは有名店らしく、予約した方がいいようです。入り口で予約で一杯だからだめだと言われている人達がいました。
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2 comments:

Anonymous said...

リンゴで食べるというのが、オーストリアらしい感じですね。
先日TVを見ていたら、多分オーストリアだったと思うのですが、
ソーセージをリンゴジャムで食べてました。
そういうものなんだーって思いましたけど。

想像どおり美味しかった・・・そうでしょうねぇ。
羨ましいのを通り越して憎らしいほどです(笑)
ボイルしたお肉もほろほろでおいしいでしょうね。
本当に素材のままのお肉を楽しめるお料理なんですね。
応援( v^-゜)σ★★★

瑞穂 said...

◆にぽぽさん、

ソーセージをリンゴジャムでですか。
りんごなら案外いけそうですね!
私ならマスタードが欲しいところです^-^。

この料理はオーストリアでは有名なだけあって美味しかったです。
食べさせてくれた方に感謝しています!
ボイルした肉はホロホロっていう感じでもなく、でも固くもなくという感じでした。
骨髄がどんとテーブルのお鍋に入っているのがポイントでした(笑)。

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