フランスの健康保険カードCarte vitaleを持っている人なら誰でも申請できる La Carte Européenne d'Assurance Maladieです。
このカードについてはl'Assurance Maladieの下のリンクをどうぞ。
http://www.ameli.fr/fiches-synthetiques/la-carte-europeenne-d-8217-assurance-maladie.php
リンクはフランス語です。
旅行や、研修、仕事でフランスからEU圏内へ行く時、行った先の国でこのカードを提示すると薬局や医療機関で医療費がフランスと同じ条件でまかなわれるというものです。
用事でCPAM(Caisse Primaire d'Assurance Maladie)に行った時、端末機で用事をすませて、何気なく見るとこのカードの申請をするボタンがあったのでちょうどいいので申し込んでしまいました。
15日以内に出発か、15日以降の出発かの選択があって選ぶと証明書が印刷されて、あとは自宅に送られてきます。
学生保険に入っている人も保険の事務所に言えば作ってくれます。念のため余裕を持って出発の少なくても二週間前に頼んだ方がいいです。

果たして使うことがあるのかは分かりませんが、申請してしばらくしてEU圏内で通用する保険カードが写真のように送られてきました。
それにしても、欧州連合で旅行の時は本当に便利になっています。
通貨もユーロでいいので(まだのところもありますが)お金を替える必要はないし、昔は結構念入りにしていた国境のチェックもないに等しいです。
健康保険レベルで、EU圏内の提携が行われているのはありがたいことです。
つまり、フランス人がEU圏内に留学する場合は病気の保険についてはこのカード一枚でもいいということですよ。
まさにヨーロッパ共同体。どんどん行き来がしやすくなっていますね。
このカード、実際に使うことがあるかどうかは分かりませんが、「備えあれば憂い無し」です。
ちなみにウィーンに行く時も一応このカードを持ってはいきましたが、病気とは無縁でした(笑)。

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8 comments:
うちも、娘がもうすぐ修学旅行でイギリスに行くので、申請して届いたばかりでしたので、なんとなくタイムリーでした(笑)
実際、使ったことがないので、どの程度、役に立つのかな??
と、効果のほどは、あまり良く分かりません…
ふーん!!
こういうシステムを見ると、地続きの国だものなぁ~って
改めて思いますね。
考えもしなかったし、日本ではまず起こらない事象ですもんね。
国が変わればいろいろなシステムがあるんですねぇ!
応援( v^-゜)σ★★★
こんな優れものがあるんですね☆
これがあればEU圏内に旅行に行く時安心ですよね(^.^)♪まさに備えあれば憂いなし!
以前、スペインに行ったときに国境での審査とかも顔パス並みだったのがびっくりでした☆イタリア人の友だちがビザなしパスポートのみでずっといれるよって言ってたのがすごく羨ましかったです笑
こんなものがあったんですねー!!!
旦那も知りませんでした。
1年間の有効期限があるから、旅行する前に申請、ですね☆
◆サラさん、
そうですよね〜。
実際病気になってないので使いようがないですけど、万が一のことを考えるとあった方がいいと思います。
申請も簡単すぎですよね。申請が簡単なのはいいことなんですけど(笑)。
◆にぽぽさん、
前に用事で留学のガイダンスに行ったら、
「EU圏に旅行する人はこのカードを申請すればいいですよ〜、でも問題はその他の国!ちゃんと保険に入っておきましょう。」みたいな感じで担当の人が話していました(笑)。
なんだか本当に「共同体」って感じですよ(笑)。
◆アイノワさん、
心理的に安心感がありますよね。
そうですよね〜!EU圏の人は私たち日本人みたいに滞在許可証の申請もしなくていいんですよね〜!これは本当に羨ましいと思います。
前にイギリスに行ったときも、フランス人のための審査はHi, how are you doing !と言うだけで(笑)、EU圏外の人には時間かけてました。イギリスの審査は厳しいで有名ですけど、EU圏の人は今は無きに等しいみたいです。
審査があっても私は構わないんですけど、中国人の子とかはやたらと疑われていて、気を悪くしてました。
◆カッパさん、
カッパさんはいろんなことを知っているようなイメージだったので、カッパさんが知らないというのにちょっと驚きました(笑)。
手続きはとても簡単であっけないぐらいですよ。
あった方が安心だと思います^-^。
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