昔から音楽はいろんなジャンルが好きですが、クラシックも大好きです。
日本にいた時は聴くだけでも良かったのですが、N響に行かせてもらったり、いろいろしているうちにクラシックのコンサートもまた別の良さがあるなと思うようになりました。
そして、フランスに来てからは、いつの頃からか「コンサート大好き人間」になってしまいました(笑)。
リヨンは適度に大きい街なので、コンサートにも行きやすい環境があると思います。パリの方にもコンサートにも行こうと思えば行けますしね。
私は運良くリヨンにコンサート友だちがいるので、御蔭様でいつの頃からか「コンサートに行く」ということに慣れてしまっている気がします。
ただ、好きと言ってもそうしょっちゅう行くわけでもなく、最近は忙しくてご無沙汰でした。
そういうわけで、今回のウィーン旅行では是非コンサートに行きたいと思っていました。
なんといっても音楽の都ウィーンです!
でも、一人で行動するわけではないし、夜もすでに予定が入っていたりしていて、行けるかな〜と思っていました。
ところがウィーンに出発前、現地で落ち合う予定の親戚のウィーン到着が夜遅くなるということが分かりました。
ということは。。。到着を待っている間にコンサートに行けるということです!!
チャンスなのでさっそく予約。
こういうことになると、マッハの速度でやってしまう現金な自分に呆れましたが、
券がなくなってしまったらショックですからね。
何にするか迷いましたが、せっかくなのでウィーン楽友協会へ行くことにしました。
学友協会のホームページは日本語でも表示されるんですね。
日本人もよく行くからでしょうか。
写真は夜の学友協会。
楽友協会 Musikverein Wien
http://www.musikverein.at/
見やすくて、チケット購入もしやすいサイトでした。
座席位置、値段、オーケストラが見やすいかなど全部表示されます。
カードでの支払いも登録すればすぐです。
オーケストラのすぐ上の席を買いました。
始まる前にチケットを引き取りに行きます。
黄金のホールで有名な、世界三大コンサートホールなだけあって、幕間にはホールの写真を撮ったり、ホールをバックに写真に収まっている人もいました。
私も幕間の間に前から後ろに移動してパチリ。
天井も恐る恐るパチリ。黄金です。
黄金のホールというのは音響が素晴らしいという意味での「黄金」らしいですが、装飾も黄金でした。
さて肝心のコンサートですが、凄かったです。
オーケストラの横上の席を取ったこともあってか、ものすごい迫力でした。
本当に素晴らしかったの一言です。
この黄金のホールは音響がいいと言われていますが、オーケストラの上だと音が本当にダイレクトでした。
あの値段でこの演奏は安いですね。
本当はオーケストラのすぐ真横の席もいいかなと思ったんですが、近すぎてもね〜と思ってやめておきましたが、現場に来てみるとすぐ横でも面白かったかもしれないと思いました。
左のは楽友協会のホームページからプログラムをスクリーンショットしたものです。
ドビュッシーDebussy: 牧神の午後への前奏曲 (Prélude à l'après-midi d'un faune)
ラヴェルRavel: ピアノ協奏曲 Konzert für Klavier und Orchester G - Dur (Concerto in G)
ツェムリンスキーZemlinsky: 交響詩 人魚姫(Die Seejungfrau)
オーケストラの上の席なのでオーケストラと客席が両方見えます。
日本人も結構来ているのが分かりました。
チケットを受け取りに行った時は卒業旅行らしき若者もいましたが、どうやら彼らは一番安い立ち見席を取った模様(笑)。
そんな格好で?という感じの服装でしたが、旅行中はそれもOKですよね。
クラシックコンサートは特別おめかししなければいけないと思う人もいるようですが、結構気軽な格好でも大丈夫です。
気持ちの問題できちんとしたいというのはもちろんいいことだと思いますが、日本人の普通の格好なら十分大丈夫です。
それでも、ウィーンの現地の人達はおめかしして来ている人達もいて、いいなあとは思いましたけどね(笑)。
ところで、ウィーンではコンサートや美術館でクロークに荷物を預けるのにいちいちお金をとられます。
フランスだとコンサートで預けるのにこんなに払わないんじゃないかと思うんですけど、
つまり、ウィーンでは小銭が要ります。
この大ホール、ウィーンのニューイヤーコンサートが行われるホールだと思うと感慨がありました。
音がすごく優雅でした。
また来たいです。幸せ一杯でした。
ウィーンにいる間毎日行きたいぐらいだと思いましたが、やっぱりそれは無理でした(笑)。
本当はウィーン少年合唱団のミサも日曜の朝に行きたかったんですが、短い日数であれもこれもというのはダメですね。
これがきけただけでも大満足でした^-^。
フランスのリヨンの日常生活で感じた事をざっくばらんに書き留めています。フランス、リヨン情報、外国人の友達、出来事、映画、フランス家庭料理、音楽、独り言。
Blog sur ce que je pense en France, ou bien sur le cinéma, la cuisine, les voyages, les informations de Lyon, etc. J'écris sur la vie française sans détour. Mais ce blog n'est écrit qu'en japonais. Désolé mes chers amis francophones !
Blog sur ce que je pense en France, ou bien sur le cinéma, la cuisine, les voyages, les informations de Lyon, etc. J'écris sur la vie française sans détour. Mais ce blog n'est écrit qu'en japonais. Désolé mes chers amis francophones !
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
Popular Posts
-
実は私、二週間程前からあるものに悩まされています。フランスとは何の関係もありません。 知っている方もいらっしゃると思いますが、「ジベルばら色粃糠疹」というものです。私は今回初めて知りました。ちょっと長いですが、 メルクマニュアル医学百科家庭版 からジベルばら色粃糠疹の部分を抜粋す...
-
フランスでよく見るけど日本ではあまり見ないという野菜について書いてみたいと思います。 見かけが悪いくせに、とても美味しい 根セロリ Céleri-rave(セルリ・ラーブ) 。 根セロリはセリ科の野菜でセロリの仲間ですが、セロリとは品種が違って、根セロリは根っこの部分を食べる品...
-
ラマダン(Ramadan)が始まりました。 フランスにいると、ラマダンやイスラム教についての情報がたくさん入ってきます。 昨日のルモンドでラマダンの開始は今日か明日かとありましたが、今日の朝のFrance2のニュースでラマダンが始まりましたと言っていましたから、ラマダンの月が確認...
-
こういうのって主観的なことで、人によっていろんな意見があると思いますが、私なりにフランス人との会話で気がついたことを少し考えてみたいと思います。(フランス語の学習という方向では書いていません) 態度が相手に与える印象 私がフランスに来たばかりの頃と今では、フランス人と話す時の彼ら...
-
フランスでピアスの穴を開けた時のことを書いておきます。 私は日本にいた頃はピアスを付けたいなんてあまり思わなかったのですが、こちらに来てからいつの頃かピアスをつけたいと思うようになりました。最初のきっかけは、語学学校に通っていた頃に、インド映画を友達とよく見るようになり、美しいイ...
-
前に、本に関わるお手伝いをさせてもらっていると書きました。 本関係と言ってもいろいろありますが、私は大学図書館で働いています。今日はちょっと図書館のことを書いてみます。 こちらで、修士課程の2年目に入る時、先生に大学で日本語を教えてくれと言われましたが、年齢でひっかかってしまいま...
-
以前、フランス人の友人Cがふざけて(それとも真面目だった?) 「僕の奥さんになる人の条件は美味しいラザニアがつくれることだ!」と言っていました。 日本だったら「料理のうまい人がいい!」と言うことはあっても、「ラザニア」と特定する人はあまりいないと思います。 Cの言葉が分かりやすか...
-
イタリア話はちょっと休んで、映画です。 幕末の人斬り以蔵、岡田以蔵の半生を描いた映画、「人斬り」をDVDで見ました。 左のDVDの画像は Amazon.fr より。 1969年公開、五社英雄監督、司馬遼太郎の小説「人斬り以蔵」を元に橋本忍の脚本です。勝プロダクション製作。 人斬...
-
大分前、去年の夏にリヨンでワンタンパーティーをしたというのを書きました。 その時の記事はこちら、 ワンタン: Wuntun 。 中国人の友だちが包んでいる所を私がビデオで撮っていたのがあったので、アップします。 ワンタンの包み方に興味があるという方が多いようなので(笑)。 包ん...
-
フランスでは10歳の節目ごとに誕生日を派手に祝う人が多いです。 普通の誕生日は特に何もしないけど、10年ごとの誕生日には人を招くという友人もいます。近所に住んでいる友人のFは30歳の誕生日でレストランを借り切ってパーティーをし ました。 前もって彼女の妹さんや何人かの有志、...
リュミエール兄弟の街から-- Du quartier des Frères Lumière --
© 2008-2010 All Rights Reserved.
© 2008-2010 All Rights Reserved.
8 comments:
こんにちは。
お帰りなさい、木蓮さん。
本場フィルの生演奏を聞けてよかったですね。
それもオーケストラの近くの席で。
ものすごい迫力だったでしょうね。
建物が美しいですねー!!
コンサートはもちろん演奏を聴きに行くのですけど、こういう舞台もやっぱり大事なエッセンスですよね。心が浮き立ちます(^^
応援( v^-゜)σ★★★
◆machanさん、こんにちは。
帰って参りました!
空いた時間があると分かってすぐに予約したんですが、楽友協会に行く時間があると思っていなかったのでとても嬉しかったです。
本当にすごい迫力でした。
チケットの値段はピンキリなので、高くない席だったら気軽に行けますね。
いい思い出になりました。
◆にぽぽさん、
そうなんですよね〜。
建物が素晴らしいんです。
黄金のホールと言われていますけど、本当に音響も装飾も黄金だと分かりました!
全部をひっくるめて良かったです!
オーケストラ横の席というと、NHKでも毎年中継があるウィーンフィルのニューイヤーコンサートでオーケストラの近くまで観客がいて面白いと思ってました。あれか~っと記事を読んでにやにやしております。
アンピール様式ってのでしょうか?内装本当に素敵ですね~。すごく行ってみたいです。
◆lifeonmarsさん、
本当に内装は素敵でした。このホールを見るだけでも、インパクトがあります。
あのニューイヤーコンサートのホールだね〜と気分が良くなります(笑)。
オーケストラのすぐ真横に観客がいますから面白いですよね。
真横のお客さんも写真撮ってる人がいました(笑)。
私は真上にいましたが、こちらから下にいるお客さんが見えてなんだか可笑しかったです。
ウィーンとパリに行かれていたのですね!
羨ましい。
・・・って、ちょっと前のスコットランドといい、木蓮さんのご旅行はどれも羨ましいですよ。ヨーロッパってやっぱり旅行先としては私には究極だな~・・・。
ついでに言えば、ラヴェルのピアノ協奏曲も羨ましいです。今、一番ナマで聴きたい曲のひとつです。
◆lazyMikiさん、
実を言うと最初私はパリだけと思ったんですが、ウィーンにも行くことにしてしまいました(笑)。
行ける機会に行っておかないと後で後悔しそうですからね^-^。
いろいろとごたごたもありましたが行って良かったです。
でもまたもの凄くウィーンに行きたくなりました。パリは近いのですぐに行けますからね。
この演目で即行くことに決めてしまったんです。
私も自分が羨ましいです(笑)。コンサート素敵でしたよ〜!
Post a Comment