フランスのリヨンの日常生活で感じた事をざっくばらんに書き留めています。フランス、リヨン情報、外国人の友達、出来事、映画、フランス家庭料理、音楽、独り言。
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Wednesday, May 21, 2008

キネ: kinésithérapie

去年キネに行った時のことをメモしておきます。
キネとはキネジテラピー(kinésithérapie)の略で、日本語では理学療法です。

wikipédia日本語版には、
身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。

とあります。
マッサージはしますが、東洋医学とは関係ありません。

私には縁はないものと思っていたのですが、去年の6月、ストレスでものすごく肩が凝ってたまりませんでした。こちらは日本と違って肩を揉む習慣はないし、揉んでくれたとしても、撫でているような感じで、物足りないんです。日本とはやり方が全然違います。そういうわけで、ひとつキネにでも行ってみようかと思いつきました。主治医のところへ行って診断書を書いてもらうと、保険でカバーされます。

フランスで、キネと言うと、リハビリ。他には日本人にとって珍しいものでは、出産後の筋肉回復の産後キネジテラピーが有名です。出産後は、尿漏れとかいろいろあるようですね。在仏日本人で出産経験のある方々は出産後のキネでの体験をブログで書いておられます。フランスでは産後キネジテラピーは当たり前ですけど、日本ではないものですからね。

私は、ただの(といっても自分にとっては辛いものでしたが)肩こりで行きました。近くに住んでいる友人にキネ師の住所を聞いて予約しました。

この友人の通っている女性のキネ師はヴァカンスでいなかったので、別の男性のキネ師にお願いしました。
最初、キネ師は私に会ってすぐにtutoyerしようと言われたのでちょっと驚きました。フランスでは普通面識のない人と話す時や、目上の人などとはvousvoyerで、お医者さんとも普通はvousvoyerです。私はこちらでは実際の年齢よりも随分若く見られるのでそのせいでしょうか。そうは言っても、フランスのお医者さんで「tutoyerしよう!」と会ったとたんに言われたのは初めてのことです。(キネ師は医者ではありませんが)私の方が拍子抜けしてしましました。むこうからtutoyerされるのはいいのですが、どうも親しい人ではないとtu では話しにくいのです。

まあ、そんなことはどうでもいいんですが、行ったのは全部で4回ぐらいでした。最初に行った時、キネ師さんがマッサージをしながら筋肉に潤いがないような感じがするから、水をたくさん飲むと筋肉が潤うからそれだけでも随分変わるはずだと言われました。

マッサージは日本のとは違ってかなり穏やかなやり方でした。でも、やっぱり気持ちは良かったです。日本のようにつぼを押すのではなく、筋肉組織を意識したマッサージです。赤外線をあてながら組織を暖めたりもしていました。
ちなみに「日本の指圧とかもするんですか?」と聞くと、「いや、あれは勉強するのにすごく時間がかかるから、普通のキネ師はしないよ」と言っていました。

でも最終的には「君のはストレスが原因だから、それを取り除くことだ」と言われました。
そうですね、分かってはいたんです(笑)。

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