日本語学科の友人でベトナム語を第二外国語に選択して、二年間ベトナム語を少し勉強していた人がいます。
誰でしょう(笑)。他でもない私の同居人、Pちゃんです(笑)。
本当はロシア語を第二外国語として選択したかったようですが、アジアの言語を選択しなければいけなかったようで、あきらめざるを得なかったようです。大抵は中国語や韓国語を選択する人が多いのですが、そこはPちゃん、ベトナム語を選択しました(笑)。
ある時、Pちゃんはベトナム語の授業でボブンの作り方を教えてもらいました。
ボブンというのは、ベトナム料理で牛肉とタマネギを炒めたものにライスヌードル、もやし、サラダが入ったさっぱりした汁なし麺です。
Pちゃんとは、何度かボブンを一緒に食べ行っていて、私たちは二人ともボブンが好きなんです。自分でも作れないかと思って「ベトナム人の先生に聞いてくれない?」ということなりました。もうかなり前の話です。たくさんあるアジア食品店のどの店で材料を買えばいいかということまで教えてくれたそうです^^。
Pちゃんメモのレシピを日本語に訳して書いてみます。
ボブン: Bobun 6人分の材料
(ソース)
レモン1個
ニンニクみじん切りティースプーン一杯分
唐辛子1-2本
ニョクナム
砂糖
ミネラルウォーター
牛肉
タマネギ(エシャロットでも可)
もやし
お好みのサラダ
ミント(お好みで)
ニンニク
ビーフン(使いかけのがあったので写真に撮りました。ボブンのbunはベトナム語でライスヌードルという意味のようです)
作り方
まずソースを作ります。
タッパーにレモン汁をしぼって、同量の砂糖を入れる。
ニンニクと唐辛子を刻んで入れる。レモン汁の二倍量のニョクナムを入れる。
水を適当に入れる(量は書いてません^^)
ソースは保存出来ます。ネムのソースにしても良いようです。
牛肉を薄切りにして、塩、胡椒、ニンニクのみじん切りをまぶして30分置いておく。
エシャロットかタマネギを細切りにする。
フライパンで炒めます。
同時にビーフンを茹でます。
どんぶりに、もやし(こちらでは生で入れてます)、サラダを盛って、ビーフンをのせます。その上に、牛肉、タマネギをのせます。ソースをかけて召し上がれ。
普通ベトナムの家庭ではこうやって食べるようですが、レストランでは大抵これにネムものっています。
このレシピで作るとレストランで食べるボブンよりも酸味が強いです。おそらくこれがベトナム人が食べるボブンなんだろうな、という感じの味です。私は好きですが、Pちゃんはレストランの味の方が好みだそうです。アレンジすればレストランの味に近づくと思います。
なぜ私が今回ボブンのことを書こうと思ったかと言うと、先日Pちゃんと久し振りにボブンを食べにアジアレストランに行ったからです。二年ぶりぐらいにボブンを食べに行きました。
実は、先日今学期の成績が発表されてPちゃんはとてもいい成績だったので、携帯のメールで「今夜ボブン食べに行かない?おごるよ」とメッセージをくれました。
どういうことかと思ったら、成績が良くて、久し振りにボブンを食べたくなったというわけでした(笑)。
レストランで写真を撮りました。出てくるとこういう感じです。上にピーナツの刻んだものものっています。ネムものってますね。
↓混ぜるとこんな感じです。
お好みで、辛いソースをかけても良いです。野菜もたっぷりでさっぱりしていますが、お腹が一杯になります。たまに食べたくなる味です。
リヨンでアジア食品店やアジアレストランがたくさんあるギヨチエ(Guillotière)というところに行く途中、隠し絵があります。
近寄ってみると、CINEMATOGRAPH LUMIEREのポスターと映画撮影の様子が壁に書かれています。ペンキの入れ物も壁に書かれたものです。
フランスのリヨンの日常生活で感じた事をざっくばらんに書き留めています。フランス、リヨン情報、外国人の友達、出来事、映画、フランス家庭料理、音楽、独り言。
Blog sur ce que je pense en France, ou bien sur le cinéma, la cuisine, les voyages, les informations de Lyon, etc. J'écris sur la vie française sans détour. Mais ce blog n'est écrit qu'en japonais. Désolé mes chers amis francophones !
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