
私は口に出したことは一度もありませんでしたが、潜在意識のレベルでは(たぶん)そう思っていました(笑)。
そのせいであんまり買ったことがなかったんです。
ご存知の方には今更ですが、これはリヨン名物の一つ、ピンク色のプラリネタルトです。プラリネはアーモンドの砂糖漬け。
リヨンを歩いていると、このリヨン風プラリネpraline lyonnaiseの入ったブリオッシュやタルトやお菓子をあちこちで見かけます。でも、前述したように、前はあまり特に買いたいと感じなかったんです。
この色のせいでどうも敬遠しちゃっていたんですね(笑)。

ある日、Pちゃんが買ってきて私にも残しておいてくれたんですが、翌日の朝食に食べようと思ってとっておくとPちゃんが「ああ、ブリオッシュ・プラリネは美味しいな〜。うーん、本当に美味しいよね〜。」と言い始めました。
つまり、私が食べなかったら自分が食べちゃうよと言いたいんですね。はっきり「食べたい」言えばいいのに(笑)。

アーモンドの香ばしさと甘さで美味しいのです。外見のピンクピンクした色とは釣り合わない、とても優しい味でした。
もうひとつの写真は行きつけのパン屋さんで買ったプラリネブリオッシュです。中にゴロゴロプラリネが入っています。
というわけで、今まで特に興味を持っていなかったこの「ピンク色」でしたが、その後はこの「ピンク色」見かけるとじっと観察するようになりました(笑)。
プラリネ・リヨネーズの美味しさを分かってしまったからにはタルトも美味しいのかどうか試してみないと気が済みません。そこで買ったのが冒頭の写真のプラリネタルトだったのです。

前はこのピンク色がどうも。。。と思っていたのに、美味しいと分かると今度はこのピンク色に親しみが湧いています(笑)。
そうしたら今日お手製プラリネタルトを食べる機会に恵まれました。ちなみに、フランスではお手製のお菓子はお店で買ったお菓子よりもずっと賞賛を浴びます(笑)。
職場の同僚の移動の壮行会を兼ねた昼食で、友人Sがプラリネタルトを作ってきてくれました。
中はプラリネにアーモンドプードル、卵、生クリームなどだと言っていました。とっても美味しかったので、絶賛したらレシピをくれるそうです。
私が写真を撮ろうと思ったら、みんなやってきて、どんどんタルトがなくなるので大急ぎで写真を撮ったのがこの写真です。
さすが、リヨン人、みんなプラリネタルトは好きなんでしょうか。このタルトのなくなり方は普通ではありませんでした(笑)。
Sがレシピをくれたら、いつか作ってみようかなと思います。

14 comments:
正直、お菓子でもあまったるすぎるのはあまり好きではありません。なんか見た目が。。
でも、パンの写真がとても美味しそう。一度食べてみたいです。
そしたら他の写真もおいしそうに見えてきたから不思議です。
◆おはようございます、さんさん。
(フランスはこんばんはです。^-^)
そうなんですよ。私も見た目のせいであまり買いたいと思わなかったし、前は自分で買ったことはありませんでした。
でも、食べてみたら美味しかったんです。
このプラリネのブリオッシュはとても優しい味で、最近はパン屋さんでプラリネブリオッシュがあるかどうか確認までするようになりました。以前の私からは考えられません(笑)。
私は一切れも食べられないんですが、おいしいですよね♪
彼のお母さんが、誰かの誕生日の時に作ってはりました。
私もLyonでpralineを2袋買って、家で作りました(^o^)
Parisではまだ見つけたことがないです。。。
生地に砂糖を入れるレシピがありますが、やっぱりない方が甘すぎなくていいですね☆
◆こんにちは、夜日子さん。
タルトの方はかなり前にこれまたお手製のを食べたことがあったのですが、それはとっても甘くて実はあまり美味しいとはその時思わなかったんです。なにしろ甘過ぎました!
でも、今回友人Sが作ったのは甘過ぎないし、アーモンドプードルでとても口当たりが良くてとても美味しかったです。
Parisではないんですか!じゃあなおさら愛着を感じてしまいそうです^-^。
木蓮さんこんばんわ^^
いつもコメありがとうございます♪
とっても美味しそうなタルトですね^^
いいな~♪
プラリネタルト?
どんな味するんでしょう・・・
よくTVなどで、作り方とかやってるのですが、今まで一度も作った事がなく、作ってみたいとは思っているのですが・・・
簡単でしょうか?^^
木蓮さんのように、本場に移住する勇気と行動力があればいいんですけど(汗
pochi!
いや~、知らない食べ物が沢山あります。
そんなに美味しいと言われると、ものすごく食べてみたくなります~!
欧米って、色が鮮やかな食べ物が日本よりもずーっと多い気がしますね。
日本でこういう色とかって言ったら?
梅干?あれは赤か・・・しかもしょっぱいし(笑)赤カブ!・・・これも漬物だなぁ。
うーん、なんだろう?
(*^-゚)⌒☆ポチっと★★
木蓮さん、こんばんは♪
これは~Toulouseにもなかったですよ~!
やっぱりその土地のものってその土地にしかないように思うのでそれが魅力的ですね☆
ブリオッシュ・プラリネの見た目はちょっとザクロっぽくて酸っぱそうなイメージですが、優しい甘さなんですね♪
食べてみたいです~~!
横浜(私の地元)もリヨンの姉妹都市ということでプラリネあったらいいのに~~!
フランスのものが日本にあることは多々あるので今度調べてみます♪
◆こんにちは、カフェオレさん。
>いつもコメありがとうございます♪
こちらこそ、いつもコメントありございます。
プラリネタルトっていってもこれはリヨン風のプラリネタルトなので、たぶん他のプラリネタルトは感じが違うと思います。
リヨンのこのピンク色のプラリネタルトでもレシピによっていろんなのがあります。私が今まで食べた中ではブログにのせた写真の友人が自分で作ったのが一番美味しかったです^-^。
ブリオッシュの方はとても優しい味がします。
友人によると、作るのはものすごく簡単だそうです。
◆こんにちは、にぽぽさん。
日本のこういう色のものといえば、桜でんぶが思い浮かびます。材料も用途も全然違いますけど、一応甘いですね(笑)。
日本料理はフランス人からするととても色鮮やかだと思うみたいですよ。特に彼らはお寿司なんかを想像するからだと思うんですけど。
日本人は色彩や美的感覚が優れていると思っているフランス人が結構います。私の周りのフランス人だけかもしれませんが^-^。
プラリネブリオッシュは結構どこのでも美味しいと思うんですが、プラリネタルトの方は甘すぎるものもあるので要注意です(笑)。
◆アイノワさん、こんにちは。
リヨンではこのピンク色のプラリネのものがパン屋さんやお菓子屋さん、スーパーでもたくさん見かけるんですが、これはやっぱり地元ものなんですね♪
これはアーモンドが砂糖漬けになっててピンクの部分は砂糖なんです。だからアーモンドと砂糖の味がします。
なんだか見た目から味を想像するのが難しいですよね。
そうですね、横浜とは姉妹都市ですね!日本はなんでもある感じがしますけど、このピンクのプラリネは売ってるんでしょうかね。これは日本での需要があまりないような気がします(笑)。
「リヨン風プラリネ」そのものはまだ買ったことないので、今度買ってこようと思います^-^。
私もこのピンク色、敬遠していました(^^ゞ
天然のもので、合成着色料ではないと聞いてはいたんですけどね…
木蓮さんが美味しかったとおっしゃるので1度くらいはと食べてみる気になりましたよ(^^ゞ
ブリオッシュからトライしてみようかな~
◆こんばんは、サンスースィさん。
やっぱりあの色は結構驚きますよね。
ブリオッシュから味見してみた方がいいと思います。(っていっても味見という程大したものでもありませんが^-^)
タルトの方はお店とか人のレシピによっても結構いろいろです。
ブリオッシュはアーモンドのかけらが美味しいです♪
プラリネ入りブリオッシュ、私は市販品は食べたことがないんですが・・・
(お店で、あまり見かけたことがありません)
一度夫のいとこの奥さんが焼いて持ってきてくれたことがあり、最初は、私もどぎつい色にビックリしましたが、美味しかったです。
すごい勢いでなくなっていました(笑)
パリにいた時は、プラリネだけ売ってるお店というかスタンドは、よく見かけたので、やってみようと思いつつ、そのまんまになっています(笑)
タルトも美味しそう!
◆こんにちは、サラさん。
やっぱりすごい勢いでなくなっていましたか!私もタルトがテーブルに出されたとたんに、みんなどんどん手を伸ばすのでいや、これは早く写真撮らなきゃと思いました(笑)。
リヨンではプラリネブリオッシュはパン屋さんで普通は売ってるんですが、ないとしたら売り切れのせいです(笑)。他ではあまり見かけないとしたら、このピンクプラリネブリオッシュは地方ものなんですね。
昨日マルシェで普通のプラリネとピンクプラリネの両方売ってました。いつかタルトも作ってみたいです!
Post a Comment