私はこの話題について書こうとは思っていなかったのですが、季節ものなので今時の話ということでメモしておこうかと思います。
そのテーマというのはガレット・デ・ロワ(galette des rois)です。
日本語のページで説明されているものがあったのでここに抜粋してみます。
(http://www.cuoca.com/library/event/GaletteDesRois/aboutit.html から抜粋)
■ガレットデロワってどんなお菓子?
ガレットデロワはベツレヘムを訪れた東方の三賢人によって、イエス・キリストが神の子として見い出されたエピファニー(公現祭)の日、1月6日に食べるというフランスの伝統菓子です。よく”王様のお菓子”と訳されますが、この場合のRois(ロワ)は王様ではなく、東方の三賢人を指すという説もあります。
フランス北部はパイ生地とアーモンドクリームのガレット、南部はオレンジフラワーウォーターでブリオッシュ生地に風味をつけ、ドライフルーツやオレンジを飾ったリング状のものを食べるそうですが、最近ではガレットが主流になりつつあるようです。
アーモンドクリームのつまったパイというシンプルなお菓子ですが、エピファニーの頃になるとケーキ屋さんやパン屋さんではこのガレット・デ・ロワが山積みになり、みんな買い求めます。
スーパーでもたくさん売っているのですが、スーパーのものと比べるとブーランジュリーのものは値段が数倍するだけでなく、お味の方もそれだけ美味しいので美味しい所で買うことにしました。
私のうちの近所にMeilleur Ouvrier de France(国家最優秀職人章、MOF)を取得しているAlain ROLANCY氏のお店があるのでそこで買ってみました。
私のうちの近所の方はAvenue des Frères Lumière(リュミエール兄弟通り)のAmbiance et Chocolatです。ガレット・デ・ロワの包みは大抵こんな感じで、紙袋に入っています。王冠もくれます。
年末にスーパーで買ったのとは全然違って美味しかったです^-^。
ガレット・デ・ロワを食べる時の楽しみはガレットの中に陶器で作られたフェーブが入っていて、それが当たった人は王冠をかぶって王様になるというものです。
フェーブは二つ入っていて、今年が丑年のせいか、一つは牛のフェーブでした。もう一つはこのお店の名物のカカオがたくさん入ったチョコレートの形をしたフェーブです。一応記念撮影しておきます。
でも、今回は切った時にすでに見えていました。しかも二つともです(笑)。
このフェーブをコレクションしている人もいますが、私も記念にとっておきます(笑)。いつか自分で作る時にも入れたいですね。
ただ、陶器なので壊れるんですよ。ずっと前に買ったガレット・デ・ロワにスター・ウォーズ特集のフェーブということで、若い頃のオビ・ワン・ケノビが入っていたんですが、ある時、床に落ちで頭が取れました(笑)。
↑フランス生活のブログランキングに参加しています。どうぞよろしくお願いします。
8 comments:
牛のフェーヴ可愛いですね♪
首が取れちゃったオビ・ワン・ケノビも、可哀想…(笑)
うちの近所のパン屋さんでは、ハリー・ポッターの登場人物のフェーヴを入れているらしく、ウィンドウに一式飾っていました。
前はもっとフェーヴがあったはずなのに…と、後で良く考えたら、コレクションしてる友達に、見目のいいものは、譲っていました。
来週末Lyonに行くので、義母に買ってもらっておこうかしら?(笑)
木蓮さんともいつか会いたいですわー♪
お散歩にいった先で寄った洋菓子屋さんでガレット・デ・ロワがありました。
めずらしいな~と思ったんですけど、買わなかった!
今思えばどんなフェーブが入っていたんだろうな、買えばよかった。
牛のフェーブはキモかわいいですね(笑)
みんなでワイワイ楽しく食べるお菓子、いいですね~(^^
応援( v^-゜)σ★★
◆サラさん、
オビワンケノビのフェーブは壊れるなんて予想もしていなかったのに、床に落ちて首が取れてしまったので、唖然としました(笑)。
なんだか気に入っていたので結構ショックでした。
結構フェーブのコレクションしている人はいますよね。ガレットデロワってフェーブが入ってるから高いんでしょうかね。
◆夜日子さん、
そんな買ってもらっておく程のものでもないですよ(笑)。それに、パリなら美味しいケーキをつくるパティシエさんがたくさんいるはずです!
私も夜日子さんにお会いしたいです〜。
夜日子さんは結構リヨンにおいでになっているようなのでいつか会いましょう!
◆にぽぽさん、
ガレットデロワってフランスだとこの時期は本当によく見るので買ってしまうんですけど、自分で作っても簡単です。私も余裕があったら自分で作った方がいいかなとも思います。でも買って食べると出てくるフェーブがどんなのかが楽しみとか、そういうのもあるのがいいです。
日本のガレットはフェーブに慣れていない人が多くて危ないので、陶器のフェーブの代わりに食べられるものをフェーブとしていれたりしているところもあるそうです。食べていて急にガッと固いものがあったら知らないと怖いですよね。
そうなんです(笑)。牛のフェーブ、可愛いんだか怖いんだかっていう微妙なところをただよっていますよね。
牛のフェーブ、スペインの闘牛っぽいですね♪パン屋さんのガトー・デ・ロワはやっぱりおいしいです☆スーパーのはもう食べれない~><
前に一度フェーブが当たったことがあったんですが、はりねずみの可愛いフェーブでした。でも入れてあるときからなのか、すでに耳が欠けておりました~(笑)
◆アイノワさん、
牛のフェーブが出てきたときは嬉しかったです♪
昔はスーパーのもそこそこ普通に美味しかったような気がするんですが、この前買ったのはちょっといまいちでした。不景気で材料も格下げしてるのかなって疑いましたよ(笑)。
実際、ニュースで値段は上げられないけど、材料の原価も上がっていて、商品の質を下げるしかないっていうのをやっていて、ひょっとして!と一人問答してました(笑)。
Post a Comment