
リヨン人のある友人が、
「リヨンでリヨン料理を食べる所は大体4カ所ある。
まずVieux Lyon。ここはレストランによって差があるけどまあまあ。
Rue Mercièreは観光客のためのところ。
Rue des Marronniersはなかなかいい!
でも一番良いのはCroix-Rousseかな。」
というようなことを言っていました。写真はRue des Marronniersです。
「リヨン人の考えるリヨン料理が食べれるところは?」というアンケートをとったわけではありませんが、よくこんな感じのことをリヨンの人が言っているのを聞きます。
ひょんなことで、先日ある友人とRue des Marronniers(マロニエ通り)にリヨンの郷土料理が食べれるBouchonブーションに行きました。
Le bouchonというのはリヨン料理が気軽な雰囲気で食べれるレストランです。
お昼のメニューで、前菜にリヨン風サラダSalade Lyonnaise。
メインにボジョレーのアンドゥイエットAndouillette beaujolaise。それにデザートです。
ボジョレーのアンドゥイエットだけ写真を撮りました。

一緒に行ったリヨネlyonnaisのフランス人は、お皿を見てリヨン風にマスタードで食べたかったとちょっとがっかりしたようでしたが、食べ始めると、美味しい、美味しいとあっという間に食べてしまいました(笑)。
私も美味しく頂きました^-^。
アンドゥイエットはよく考えてみるとすごい料理ですよね。
豚の腸や胃や肉を細かく切ってそれを小腸に詰めて茹でてあって、それを焼いて食べます。
大腸に詰めたものはアンドゥイユAndouilleです。

私は美味しいと思いますが、結構苦手な人も多いです。
私が堂々と「アンドゥイエットが好き」というと、フランス人でも、ええっ~と驚いて顔をしかめる人と、嬉しそうにする人といます。好きな人と嫌いな人が真っ二つに別れるんでしょうね。
独特の匂いとくせがありますが、たまに食べたくなる味です。
嫌いな人は本当に嫌そうですが、好きな人は大好き(笑)。
臓物系の独特さです。
結構重いのでたまに食べるといいかなという感じです。
ちなみに付け合わせの野菜に根セロリのソテーがありました。アンドゥイエットの左です。こうやって小さく切ってソテーするんですね。とても美味しかったです。
このブログを始めたばかりの時にも少しだけアンドゥイエットについて書きました。
こちら(アンドゥイエット: Andouillette)
アンドゥイエットは地方によって特色があるようですが、私はリヨンに住んでいるので、今のところリヨン風ばかりです。
<おまけ>
お昼に同僚とガレットGaletteを食べに行こうということになって、ガレットのレストランに行きました。
お昼のメニューでガレットの具を二種類選べたので、アンドゥイユAndouilleとキノコにしてみました。
アンドゥイユAndouilleはアンドゥイエットAndouiletteの兄弟のようなものです。
出てきたのがガレットの上に輪切りにされたアンドゥイユとキノコのソテー。
美味しかったんですが、視覚的にもとてもおもしろかったです。というのはアンドゥイユが木の年輪のような模様で、ガレットの上にのっているからです(笑)。
写真を撮らなかったのでお見せできないのが残念です。
ガレットの上の年輪のようなものに、同僚は「何を頼んだの?」私「アンドゥイユ」同僚「ああ〜(笑顔)。」
彼女はアンドゥイユが好きなんですね^-^。

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4 comments:
私も大好きです!
何とも言えない匂いと味がたまりません!
木蓮さんの写真を見ていたら、食べたくなってきました♪
◆カッパさん、
美味しいですよね〜!
実を言うと、2日間連続でお昼にアンドゥイエット、アンドゥイユと食べてしまいました。
この独特の味、たまりません^-^。
今も食べたいぐらいです(笑)。
アンドゥイエット・・・美味しそう~♪
日本で見慣れているのソーセージより透けて見えるのは小腸だからかな?
モツ好きのにぽぽは、きっと好きな食べ物になると思いました~!!
プリプリ感が写真からも伝わってきますね!
応援( v^-゜)σ★★★
◆にぽぽさん、
そうですね。着色もしていませんし、小腸だから透けているんでしょうね、きっと。
にぽぽさんもたぶんお好きなんじゃないでしょうか(笑)。
ただ、この回りの皮は少し固めなので取り除いてしまって食べない人もいます。私は食べちゃいますけど。
アンドゥイユの方は輪切りにした時に年輪のような輪ができていて、面白いです。
こちらの方も美味しいですよ^-^。
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