フランスのリヨンの日常生活で感じた事をざっくばらんに書き留めています。フランス、リヨン情報、外国人の友達、出来事、映画、フランス家庭料理、音楽、独り言。
Blog sur ce que je pense en France, ou bien sur le cinéma, la cuisine, les voyages, les informations de Lyon, etc. J'écris sur la vie française sans détour. Mais ce blog n'est écrit qu'en japonais. Désolé mes chers amis francophones !
Showing posts with label art: 芸術. Show all posts
Showing posts with label art: 芸術. Show all posts

Friday, April 3, 2009

ジュリエット・レカミエ: Juliette Récamier, muse et mécène

リヨン出身のジュリエット・レカミエ Juliette Récamier(1777-1849) のエクスポジション"Juliette Récamier, muse et mécène" がリヨン美術館 (Musée des Beaux-Arts de Lyon)で6月29日までやっています。

Juliette Récamier, muse et mécène
27 mars - 29 juin 2009

行きたいと思っていたので、行ける時に、とさっそく行ってきました。

ジュリエット・レカミエは19世紀フランスのサロンでの花形で、20世紀の人に例えればグレタ・ガルボGreta Garboとかマリリン・モンローMarilyn Monroeのようなイメージのスター的存在だったとオーディオガイドの最初の説明で言っていました。

文人や政治界などのたくさんの重要人物たちと交流を持ちました。
中でもシャトーブリアン(François-René de Chateaubriand)やスタール夫人(Madame de Staël)が有名です。

今回のエクスポジションでは、
芸術家と親交が深く、社交界の花形だったジュリエット・レカミエの芸術との関わり方、
ジュリエット・レカミエをめぐる人物達について、
ジュリエット・レカミエ自身が集めたコレクション、
彫像や絵、版画に描かれた彼女の「ジュリエット・レカミエ像」を浸透させるのに成功した過程、
ジュリエット・レカミエという人について、等々。

かなり開催する側の意気込みが感じられる展示内容でした。


彼女のサロンで催された音楽会の音楽や、彼女に宛てられた手紙、彼女が書いた手紙の抜粋もオーディオガイドで聞けます。
絵に描いてある通りの彼女のサロンの復元もあります。
彼女の時代の服や彼女が履いていたという靴も展示されていました。本当にこんなに小さい足だったのかなと思ってしまいましたけど(笑)。


ジュリエット・レカミエについて wikipedia日本語

リヨン美術館のエクスポジションのページ(フランス語)

ジュリエット・リカミエのエクスポジションのページ(フランス語)Juliette Récamier, muse et mécène 
↑今見てみたら、エクスポジションについてのビデオが見れるようになっています(フランス語)。前はこのビデオはなかったので、また変わるかもしれません。

この展示のために絵、肖像、デッサン、版画、家具など170点近くが集められたようです。

音声ガイドが無料で借りられます。
音声ガイドは良かったんですが、一番最初のエクスポジションの説明からして説明が長くて、展示場の説明とオーディオガイドの説明との両方を見て聞いてというよりも、音声ガイドだけを聞くだけでもいい感じです。
音声ガイドの説明をじーっと聞いている人がたくさんいました。

リヨンの彫刻家ジョセフ・シナールJoseph Chinardのジュリエット・レカミエの肖像がとても気に入ったのでアングルの違う絵はがきを二枚買いました。この彫像は普段はリヨン美術館の常設展に展示されています。
エクスポジションのポスターの写真もこの彫像です。
このジョセフ・シナールという彫刻家の線と雰囲気が気に入りました。

Joseph Chinard, Juliette Récamier (détail), 1805/1806?, Musée des Beaux-Arts de Lyon, © Lyon, MBA

絵の方も。自分用のメモ。François-Louis Dejuinneの"La Chambre de Madame Récamier à l'Abbaye-au-bois"(ルーヴル美術館)。ジャック=ルイ・ダヴィッドJacques-Louis Davidのジュリエット・レカミエ(ルーヴル美術館)。フランソワ・ジェラールFrançois Gérardの"Corinne au Cap Misène"(リヨン美術館)。
6月末までだったらまた見に来ようかなと思うぐらい、いいエクスポジションでした。


Musée des Beaux-Arts de Lyon
20 place des Terreaux
69001 Lyon

Tél. 04 72 10 17 40
Fax 04 78 28 12 45
ホームページ
http://www.mba-lyon.fr/mba/

開館時間は10時 - 18時 (金曜日は10時30分 - 18時) 。
火曜日・祝日は休みです。


ここの美術館は中庭がとても気持ちが良くて、美術館に入らなくても、ここの庭で本を読んだりしている人がたくさんいます。



ロダンなどのブロンズ像が結構たくさん置かれています。

ひとつ写真に撮ってみました。(写真左)





私が美術館に着いた時には子ども達の団体がいました。(写真右)

引率のお姉さんも大変ですね!





にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
↑フランス生活のブログランキングに参加しています。どうぞよろしくお願いします。

Friday, March 20, 2009

美術館ってすごい!

今回の旅行では、ウィーンでベルヴェデーレ宮殿 Schloss Belvedere、パリではルーブル美術館 Musée du Louvreへ行きました。

ベルヴェデーレ宮殿
http://www.belvedere.at/jart/prj3/belvedere/main.jart
ルーブル美術館
http://www.louvre.fr/llv/commun/home.jsp?bmLocale=ja_JP

本当はもっと他の美術館にも行きたかったのですが、時間がなかったので仕方がありません。
どちらも良かったです。有名な絵がゴロゴロしています^-^。
好きな絵の前に座って、ぼーっと時間を過ごしたいと思う人もいるんじゃないでしょうか。

ルーヴルの方はご存知の通り人も一杯で、モナリザの前の人垣があまりに多くて私は人垣の方を写真に撮っておきました(笑)。
まん中の奥の絵がモナリザです。

モナ・リザ(フランス語ではLa Joconde)のそばまで行くまでに、もうこんなにもすごい人がいます。近くまで行っても、みんな写真を撮ろうとしていてあまりゆっくりできません(笑)。
こんな所でテロがあったら人の被害が大きいだろうなあと思わせるぐらいにたくさん人がいます。

こちらはルーヴルの別の展示室ですが↓、このぐらいだとゆっくり落ち着いて見れていいですね。


ちなみにルーヴルはフラッシュ無しで写真撮影OK。ベルヴェデーレは写真撮影不可です。ルーヴルもダメなものには印がしてあったと思います。
ルーヴルは絵を模写している人もたくさんいましたが、元の絵の方は写真撮影可なんですが、模写している人の絵は写真不可の印があります。なんだか面白いですね^-^。

数年前にルーヴルへ行った時は、チケット売り場でかなり人が並んでいました。でも私はcarte musée( http://www.parismuseumpass-japon.com/)か何かで並ばずに入ったような気がします。
今はルーヴルには自動券売機が導入されていて、中に人はものすごいたくさんいたのに、まったく並ばずに券を買うことができました。全然並ばないのでちょっとは並びたいと思ったぐらいにあっけなかったぐらいです。


ウィーンのベルヴェデーレの方では音声ガイドを借りてゆっくりと見ましたが、音声ガイドは素晴らしいですね。
ガイドの解説を聞きながら見て行くと時間がかかって疲れますが、ただ見るのとガイド有りとは面白さが違います。
ガイド無しだと圧倒的な量の絵を前に本当に圧倒されてしまう感じです。

(写真はベルヴェデーレ宮殿の窓から見える庭)

ベルヴェデーレの目玉はグスタフ・クリムトGustav Klimtとエゴン・シーレEgon Schieleだと思いますが、
ジャック=ルイ・ダヴィッドJacques-Louis Davidのナポレオンもいいですね。教科書にもよく載ってる絵、ナポレオンが馬に乗っている絵です。力がみなぎっていますね〜。
ベルヴェデーレのサイトで見れます。コチラです

ベルヴェデーレは写真撮影禁止なんですが、監視員さんに隠れて撮っている人がいました(笑)。

ベルヴェデーレは前にウィーンに行った時に一人で観に行って、その時もいいなと思ったんですが、今回もまた行きたくてベルヴェデーレ行きを押しました。

こちらの写真はポスターを私の身内のだれかさんが写真に撮ったもの(笑)。
クリムトの「接吻」です。

ベルヴェデーレの方は音声ガイドでゆっくり見ましたが、全部ちゃんとは見れませんでした。

こういう美術館には久しぶりに行きましたが、観るのに時間と体力がいりますね!

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ

Friday, January 23, 2009

黒澤明監督の原画の本: "Akira Kurosawa Dessins"

大学図書館の同僚のLが「木蓮に見せたい本がある」と言ってみせてくれたのが

"Akira Kurosawa Dessins"
です!

www.parismusees.comのAkira Kurosawa Dessins
(リンクはフランス語)


(本の表紙写真←はamazon.fr より抜粋。)


「ああ!ちょっと〜、これは黒澤監督の映画のコマデッサン!」パリで去年の秋からついこの間までエクスポジションがあったのは知っていましたが、うちの大学でも早速カタログ買ったんですね。「さすが!」(って誰に言ってるんでしょう^^。)


L「ほら、magnifiqueでしょう!」
私「うん、というか、この本買いたいぐらいだよ!」
Lは「じゃあ、この本のカタログ作り終わったら(木蓮とこに)持ってこようか。見たいでしょ。」と言って、持ってきてくれました。

見せてくれたLに感謝です!

私はものすごく興奮していたので、本から少し絵の写真を撮りました。
「影武者」、「乱」、「夢」、「まあだだよ」、「海は見ていた(監督: 熊井啓、脚本: 黒澤明)」の撮影のために黒澤監督が描いた絵が収録されています。

これは「影武者」の信玄の壺のデッサンです。
もう一枚も影武者のです。2枚とも本から写真を撮りました。


さすが元は画家だった黒澤監督です。
私は個人的に、カラーになってからの黒澤作品の色使いも気に入っています。「どですかでん」のあの感じとか、「影武者」とか「乱」とかも色の使い方が好きです。


私は荷物が増えるのが嫌なのであまり本とかは買わないように努力しているのですが、それでもなぜか増えますね。よっぽどじゃないと買いたくないんですが、このカタログは絶対にまた見たくなると思ったので買うことにしました。

これを買おうとFnacに行ったのですが、帯が破れていたので買いませんでした。また別のところへ探しに行きます。


去年、Institut Lumièreの黒澤監督の映画上映・講演で 黒澤映画について話していた気さくなイタリア人、Aldo Tassoneさんもこの本で黒澤映画について書いてます。とっても雰囲気のいい方だったので、今でもTassone氏の印象は強く残っています。あの 時、映画のシーンを編集して見せてくれた映像の選択もとても良かったです。

でもこの本を買ったら、取り扱い厳重注意になりそうです(笑)。

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ

Friday, October 10, 2008

ウェブ上で浮世絵の展示: Exposition virtuelle et son dossier consacrés à l'estampe japonaise
















浮世絵好きの方に朗報です!

Bibliothèque nationale de France(フランス国立図書館)のホームページで浮世絵の展示が見られます。

ただし言語はフランス語です。
浮世絵や日本美術好きのフランス人にとっては嬉しい悲鳴というところではないでしょうか。

バーチャル展示の入り口は以下です。

L'Estampe japonaise, images d'un monde éphémère
http://expositions.bnf.fr/japonaises/
(写真は浮世絵展示のサイトのトップページです。写真からリンクはしません。)

2008年11月18日から2009年2月15日までフランス国立図書館のリシュリュー通り旧館で浮世絵の特別展示がありますが、今回のウェブ上の公開は特別展に先駆けて、来場する人達が浮世絵の予習・準備もできるようにというもののようです。

このサイトで、北斎の冨嶽三十六景広重の東海道五十三次、などが見られます。
特にいいなと思ったのは、visite guidéeのページで浮世絵を見ながら音声ガイドを聞けることす。
visite guidéeはこちらのページです。
http://expositions.bnf.fr/japonaises/visite/index.html

visite guidée全部は見てませんが、これはすごいです。好きな人にとっては(^.^)。聞いてみると面白いですよ。なんだか日曜美術館を見ている気分です(笑)。フランス語ですけどね。これはなかなか気前がいいというか、粋なこころみではないでしょうか。パリに行かずして浮世絵のガイドがフランス語で聞けます。説明のおおよそのテキストが見れるアイコンもあります。

このエクスポジションについてのチラシは以下からダウンロードできます(フランス語)。
http://classes.bnf.fr/classes/pages/pdf/fiche-japonaise.pdf

ただし、著作権上、画像のコピーはできないようになっています。全てではなくてダウンロードができるものもあるようです。

念のため言っておきますが、私が浮世絵をコピーしたかった訳ではありません。私と同じくある人からのメールでこのサイトの存在を知ったCとの会話に基づいたものです(笑)。

C「(ものすごい笑顔で)あのサイトすごいよね〜!しばらく見てたよ。でも、(笑顔が消える)画像のダウンロードができない。」
私「(へ?と思ったんですが)そうなの?」
C「うん、でも、できるのもあるよ。」

確かにこれだけ良い状態の浮世絵がネット上で見られれば、コピーして使いたくもなるかもしれませんね。
追記: Cの言う通り画像のコピーは出来ないと信じ込んでいましたが、出来ます。ひでさんありがとうございます!やり方はコメントをご覧ください。(2008年10月12日零時)
バルセロナでも同じエクスポジションが今年の六月から九月まで行われていたようです。
来るパリでの展示情報は以下です。

http://expositions.bnf.fr/japonaises/のinformationsに同じ情報があります。

du 18 novembre 2008 au 15 février 2009
galerie Mazarine et crypte du site Richelieu :
Bibliothèque nationale de France, 58 rue Richelieu, 75002 Paris

Du mardi au samedi de 10h à 19h
Dimanche de 12h à 19h
Fermé les lundi et jours fériés
Entrée : 7 € - Tarif réduit : 5 €

Renseignements, réservations et visites
+33 (0)1 53 79 49 49

Contacts presse
Claudine Hermabessière, chef du service de presse, BnF
Tél. : +33 (0)1 53 79 41 18 - claudine.hermabessiere@bnf.fr
Jean-Noël Orengo, chargé de communication, BnF
Tél. : +33 (0)1 53 79 41 14 - jean-noel.orengo@bnf.fr

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ

Friday, May 23, 2008

日本から届いた嬉しいもの: Carte venant du Japon


今日、日本から届きました。年賀状です(笑)。

ここからを書いていらっしゃるlazyMikiさんの作品です。私がこの 笛吹童子の年賀状についてコメントをしたとことろ、少し残っているからとわざわざ日本からフランスまで送ってくださいました!嬉しいです。ブログというのも不思議なものですね。

lazyMikiさんのブログで拝見して、すぐにいいなと思ったのですが、実物は写真よりもずっと素敵です。とても華やかですね。こういうものを年賀状に彫るなんていいな〜と思います。私は昔から年賀状を版画でやってみたいと思っていたので、尚更目が吸い付けられました。写真では分かりませんが、金の色目がポイントになっていてとても素敵です。この版画の図柄など、詳しくはlazyMikiさんの方のブログでどうぞ。

lazyMikiさん、ありがとございました。私も送りますね^^。

Sunday, May 4, 2008

ニコラ・プッサン展とリヨン美術館

日曜日です。なんだか美術館に行きたくなってMusée des Beaux-Arts de Lyonに行ってきました。5月19日までニコラ・プッサン(Nicolas Poussin)展(l’exposition Nicolas Poussin, La Fuite en Égypte)がやっています。1994年パリ以来のフランスでのニコラ・プッサンの作品展示会です。ヨーロッバから10点ほどの作品が集められました、とあります。

↑今回の目玉のLa Fuite en Égypteです。

鮮やかな色合いの絵が多い印象を受けました。特に青がとても際立っています。原画のレリーフや同時期の画家の宗教画などが展示されています。ニコラ・プッサンの絵の中のモチーフについての仮定説、解説などのコーナーもありました。

※開催中のニコラ・プッサン展について詳しくお知りになりたいお方はこちら:Nicolas Poussin, La Fuite en Egypte(仏語)をご覧ください。上記の絵について、仏語で解説されています。


プッサン展の後で、常設展の方に行きました。
リヨン美術館は常設展示がとてもいいと思います。一階(日本でいう二階)はエジプトから始まってギリシャ、ローマ、メソポタニア、イスラム圏など古代の美術品や彫刻などいろいろと展示されています。陶器のコーナーもあって、日本の茶道のお道具も展示されています
二階(日本でいう三階)に行くと15世紀から20世紀の画家の絵がたくさんあります。かなりの量があるので、充実してますけど、見るのが大変です(笑)。フランスで活躍した藤田嗣治の自画像があります。私は新しい方から古い方へと見て行きましたが、私はここのシャガール、マティスの絵が好きです。

去年、リヨン生まれの画家ジャック・ステラ(Jacques Stella)展がここでありました。ちなみに、リヨン美術館の常設展にはジャック・ステラの自画像と他にもいくつかステラの作品があります。ジャック・ステラはニコラ・プッサンと同時期の画家(1596-1657)でプッサンとも親しかったようです。ローマで修行して、リシュリューに重んじられてパリで活躍しました。

去年のジャック・ステラ展で素晴らしかったのは"大理石の上に描かれた絵"のシリーズでした。宗教画が多かったと思いますが、大理石の
元々の模様を生かして絵が描かれていました。赤や青や黒いいろいろな種類の石の上に絵が描かれていて、図柄もよく考えられています。大理石の割れ目に合わせて光の光線にしていたり。ちょっとインターネットで画像を探してみましたがなかなか分かりやすいものが見つかりませんでした。石の上に描かれた絵ではない普通の絵の方はとても華やかなものが多いです。

こちらはパリのルーブル美術館所蔵のジャック・ステラの絵です。

今回の展示会のプッサンよりも私はジャック・ステラの絵の方が好みです。彼がリヨン生まれだからという訳ではありませんけど(笑)、去年のジャック・ステラ展の柔らかくて、とても華やかな絵の印象がいまだに私の感覚に残っています。

リヨン美術館の常設展はけっこう見応えがあります。美術館の建物もいいし、落ち着いて見て廻れます。美術館を入ったところの中庭もとても気持ちがいいです。(中庭だけなら自由に入れます。)

※写真はリヨン美術館のホームページ、wikipediaからお借りしました。

Sunday, April 20, 2008

Maurice Béjart:モーリス・ベジャール

昨年リヨンでモーリス・ベジャールのローザンヌバレーの公演を観る機会がありました。私 にとってモーリス・ベジャールといえば、映画「愛と哀しみのボレロ (Les Uns et les Autres)1981」の中でジョルジュ・ドンがボレロを踊っていたのが印象に残っています。モダンバレエの新しい境地を開いた人として、バレエの世 界ではなくてはならない人です。

Maurice Béjart : L'amour- La danse
(changement de programme)
Jeudi 15 novembre 2007
Cité internationale Amphithéâtre

もともとは"Zarathoustra, le chant de la danse" の公演のはずだったのですが、メインダンサーの怪我のため、直前に急遽プログラム変更になりました。
変更プログラムは
L'amour- La danseです。Zarathoustraを観たかった人には残念でしたが、L'amour- La danseが観れて良かったです。
L'amour- La danseでは
クラシックからポップまでいろいろな音楽の愛のテーマに合わせて振り付けが付けられていて、観ていて幸せになるというのでしょうか、本当に幸福感が湧き出てくるようなダンスでした。
クラシックではストラヴィンスキー春の祭典やベルリオーズのロミオとジュリエット。ロックではQueenのI was vorn to lave you. やU2など。フランスのシャンソンのシリーズ。アフリカやギリシャの民族的な音楽に合わせた振り付けもありました。素晴らしかったです。


今まで映像でしかベジャールのバレエは観たことがなかったのですが、実際に観てみて、これは良いなあと思いました。特にジャック・ブレルバルバラの愛のダンスシリーズというのがあって、歌とバレエがとてもよくマッチしていて、新鮮でした。シャンソン好きの私好みです。帰ってきてからYou tubeで探してしまったほどです(笑)。演出でジャック・ブレルの写真も背景に映し出されたりしてとても良かったです。ベジャールのバレエはあまりバレエのことを知らない人でもよく楽しめる感じでした。


↑Brel Barbara par Béjart - Avec élégance -

この公演を観て、ベジャールバレエに魅せられていろいろとベジャールのことを知りたいと思っていた矢先に、公演を観て一週間後の11月22日、モーリス・ベジャールが亡くなりました。
亡くなる前に公演を観ることができて良かったです。亡くなったというニュースが報道されてから、新聞の読者コメントでもたくさんのコメントが投稿されていましたが、その中でもlibérationの "Maintenant il fait danser les étoiles(亡くなった今、ベジャールは夜空の星を踊らせている)" というコメントが、いかにも天国でベジャールが星の舞でもやっていそうで気に入っています。ベジャールは常に新しい創造を求め、切り開いていった人でしたね。亡くなっても悲しいというより、ありがとうという気持ちの方が先に立ちます。



ちなみに、この日は丁度ボジョレヌーボーの解禁日でした。座席のチケットをとった後、公演まで時間があったので、横のバーまでボジョレヌーボーを味見しに行きました。美味しかったです。赤い実のフルーツの酸味があって軽めですがとてもおいしく頂きました。


追記: 公演会場のCité internationaleのアンフィは2006年に出来たようですが、広々とした空間で気持ちが良く、上からダンスの全体の様子を見渡すことが出来て良かったです。


↑L'Amphithéâtre (Grand Lyonのサイトより)
「リュミエール兄弟の街から」の他の記事いろいろ
▼すべて表示
generated by レビュー・ポスター

Popular Posts

リュミエール兄弟の街から-- Du quartier des Frères Lumière --
© 2008-2010 All Rights Reserved.