昨年、ヴェルディとワグナーのオペラ曲の合唱のコンサートに行ったのですが、その中に一人日本人のテノールの方を 見つけました。その時はまさか日本人のテノール歌手をリヨンで目にすることができるとは思っていなかったので、とても嬉しかったのを覚えています。その後 偶然にその方がブログを書いているのを見つけ、「ああ!あの時お見かけしたあの日本人のテノールの方だ!」とまた心躍らせ、秘かにブログを楽しみにしてい ました。ブログでご自身が参加された録音のCDのことを書いておられたので、さっそく買いにいきました。
Bizet - L'Arlesienne & Carmen / Les Musiciens du Louvre - Grenoble, Marc Minkowski (←クリックすると日本のアマゾンページに飛ぶようにしておきました。)
CDは小さな本という感じでのつくりになっています。フランス語、英語、ドイツ語の解説があります。私にとって個人的に嬉しかったのはアルフォンス・ドーデ (Alphonse Daudet)のアルルの女(L'arlésienne)のテキストが全部載っていたことです。実は私がフランスに行こうと決め、フランス語を集中的に勉強した時、最後の段階でアルルの女のテキストを全部覚える、という課題がありました。全部は覚えはしなかったと思いますが、何度も何度も繰り返し読んで、私にとってはすごく親しみのあるテキストなのです。
アルルに暮らしていたゴッホの絵もたくさん挿入されています。私はゴッホの絵は気迫が強すぎて普段はあまり好きではないのですが、こんな風にアルルの女の解説と一緒に見ていると、南仏の空気がこちらに伝わってきて、アルルの女にぴったりです。このCDにとても合っています。
肝心のCDの方ですが、お勧めです!買って良かったと思います。嬉しくなりました。
お名前を書いてもいいのかまだ了承をとっていませんので、私のブログにはお名前を書きませんが、私のブログリストの在仏熊猫日記を書いている方がそうです。こんどはこのリヨン在住テノール歌手のソロもぜひコンサートで聴いてみたいです!
フランスのリヨンの日常生活で感じた事をざっくばらんに書き留めています。フランス、リヨン情報、外国人の友達、出来事、映画、フランス家庭料理、音楽、独り言。
Blog sur ce que je pense en France, ou bien sur le cinéma, la cuisine, les voyages, les informations de Lyon, etc. J'écris sur la vie française sans détour. Mais ce blog n'est écrit qu'en japonais. Désolé mes chers amis francophones !
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Friday, April 18, 2008
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