フランスのリヨンの日常生活で感じた事をざっくばらんに書き留めています。フランス、リヨン情報、外国人の友達、出来事、映画、フランス家庭料理、音楽、独り言。
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Monday, June 23, 2008

一日パリ観光: One day in Paris

私が働かせていただいている大学図書館では毎年この時期に職員の「お出かけ(小旅行)」があります。今年の行き先はパリでした。最初はアヴィニヨンの予定にしていたようですが、人数が多くて却下になったとのこと。

最初はリヨンのPart-dieuという駅に6時45分集合だったのですが、大人数のためTGVのチケットが取れず、結局6時15分に変更になりました。遠くから働きに来ている人はこの時点で参加を辞めた人もいます。交通機関の都合で来れないようです。でも、仕方がありませんね。行き先がパリだったら、リヨンからTGVで2時間で行けますから、そんなに残念がることもないでしょう。

今回のプログラムの行き先は、エッフェル塔の足元に位置しているシャイヨー宮の中に入っている新しい博物館(2007年9月開館)「建築・遺産博物館 Cité de l'architecture et du patrimoine」です。
◆ホームページはこちらhttp://www.citechaillot.fr/
建築・遺産博物館Cité de l'architecture et du patrimoineの正面入り口

午前中はここの博物館付属の図書館を見学しました。建物の中がモダンで本棚もイタリア製の使いやすいものを吟味して入れたとのこと。机や椅子も勉強がしやすいように考えられているとのことです。インターネットのポストがあまりないと思ったら、wifi完備なので、利用者は皆ノートパソコンを持って勉強しにくるとのことでした。本は閲覧のみで貸出はしていません。大量にコピーしていく学生が多いとのことです。
図書館の窓からエッフェル塔が見えます。

勉強しやすさに重点を置いているというだけあって、全体的にとても居心地の良さそうな図書館でした。それになによりも建築関係の図書や雑誌が充実しています。日本語の建築関係の本も結構見かけました。建築が専門の学生にとっては必須の場所でしょうね。ただ、一つ難点は場所柄、エッフェル塔の近くなのでデモがある時などはものすごくうるさいということです。そういうときのために窓を二重にすることを計画しているということでした。

昼食は「エッフェル塔を目の前に眺めながら食事ができる」というのが売りの博物館内のレストラン、Café Carluです。本当はテラスで食べれるのですが、私たちは大人数なので室内にテーブルが用意されていました。それでもとても気持ちが良くて、楽しかったです。
レストランから見えるエッフェル塔

午後のガイド付き見学まで少し時間があるのでみんな外にでてぶらぶらしたり、エッフェル塔がすぐ目の前なので写真を撮ったりしていました。天気が良く、やはりパリは観光客がたくさんいて、そして、何よりもエッフェル塔を目の前にしていると自分がパリにいるというのが実感できて、なんだか気分が良かったです。パリという街はやっぱり観光に来ると楽しいです。

その後ガイド付きの見学です。ここの博物館はフランスの有名な建築物、歴史的価値のある建築物の模型が実物大で展示してあります。
有名な教会の構造なども見ることができます。大半のものは実物から鋳型をとってつくられたそうです。
ただ、ガイド案内はあまり良くありませんでした。何が悪かったかと言うと、ガイドさんの声がとてもか細くて聞こえなかったことです。他の人たちも聞こえないといって近くに寄って行ったりしていましたが、ガイドさんの声が小さいというのは困り者ですね。別のガイドさんの声の方が耳に入ってきてしまうぐらいでしたから。言っていることは面白いので、ちょっと残念でした。それでも、教会の一部などが広い空間に展示されているので、なかなか興味深かったです。

見学が終わってからは自由時間です。どうしようかと思っていたら、セーヌ川を船で廻らないかと誘われたので、喜んで一緒に船に乗ることにしました。
船から見えたノートルダム聖堂

最初は船の中の席に座っていましたが、後尾の方へ言ってみたら、景色も良いし、気持ちがいいので結局ずっと船の後尾で写真を撮ったりしてはしゃいでいました。

今回のお出かけはちょっとしたパリ観光のようでとても楽しかったです。

4 comments:

Anonymous said...

あ、ノートルダム懐かしい…(笑)
パリに住んでたときは、うちの近所の散歩はよくしていましたが、あまり観光地に行かなかったので、木蓮さんのほうが、最新パリ事情は詳しそうですね(笑)

ちなみに、別記事のコメントになってしまいますが、うちは、fete de la musique がうるさいのでイヤだ、という夫の意見で、週末、田舎に行ってきました(笑)

Anonymous said...

ああ、やっぱりパリは素敵♡
・・・まあ、他を大して知らないから、比較のうえで言ってるんじゃないんですけど~。

でも、この建築の美術館、行ってみたいです。建物は大好きですし。
・・・ミュージアム・カフェも大好き!
(実はこちらが主眼だったりも・・・。)
エッフェル塔を目の前にして。
パリの青い空を思い出します。くくーっ。

瑞穂 said...

◆こんにちは、サラさん。
1日行っただけですから、私は全然知りませんよ(笑)。フランス人の同僚はみんな昔パリに住んでいたという人が多いので、私は後をついて回ってました(笑)。

ちなみにfête de la musiqueですが、田舎に避難というお気持ち分かります!うちもすごい音で、私も本当は家にいたかったのですが、家にいるとうるさくてストレスがたまりそうだったので、出かけました。
ちなみに、去年は行った場所が悪かったのか出かけてもうるさいのと人ごみで疲れてしまいましたが、今年はローヌ河沿いで音楽を聴きながらのんびりできて良かったです。場所によって音楽の種類が違うし、いろいろですね。

瑞穂 said...

◆lazyMikiさんこんにちは。
やっぱりパリは良いですね〜。他もいいんですが、パリはパリですよ(笑)。今回はエッフェル塔のそばに長くいたので、余計にとても気持ちが良かったです。

この美術館はなかなかいいです。図書館も居心地がいいのですが、パリに来て図書館っていう人はあまりいないでしょうね(笑)。
カフェの方は、実は、容器が全てプラスチックになっているんです。まあ、それはそれでいいんですが、ミュージアム・カフェでプラスチックの容器というのはどうも、と思うのですが。たぶん、テラスで食べたりする場合に持ち運びをよくするためでしょうね。
でもやっぱり、エッフェル塔を眺めなら食事するのは気持ちがいいです。ただ、場所代のため、普通のミュージアム・レストランより高いようです。私はお金を払ってないので実感がありませんでしたが。同僚が言っていました。

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