今日上映予定の映画はオーストラリアのアボリジニ映画で内心楽しみにしたのです。
でも雨の場合は上映は翌日に振り替えで、明日見れるのでまあいいかと思っていました。
そう思っていた矢先、携帯が鳴りました。中国人の同僚Jでした。手料理を御馳走してくれると前々から言ってくれていたのですが「今日どう?」ということでした。
事情を話し、今日は野外上映のボランティアなので、上映はないと思うけど一応会場に見に行ってから、Jのうちに向かうことにしました。広場につくとボランティア仲間が来ていました。上映するかどうかは映写係の判断ということで「まだ分からない」とのこと。
でも、なぜか、ああ!こんな時に限って、空模様が良くなってきました。私がJの招待をOKしたとたん、雨はどこかへ行ってしまったようです。私はJのことが気になってそわそわしています。ボランティアの一人に事の次第を話すと「どっちにしても今日は一日中雨だったから、人はたくさん来ないと思う。行っても良いと思うよ。それに行かないって言ったら中国と日本の関係悪化になるからね^^」。この日の責任者にも、なにげなく言うと、笑顔で了承してくれました。ただ、私は映画を観たかったので、明日に延期されるだろうという予想が裏切られて後ろ髪引かれる思いでした。
今日の上映予定の映画は"Ten Canoes"「十艘のカヌー」、仏題は"10 canoés, 150 lances et 3 épouses"(2006)です。監督はオランダ出身のオーストラリア人Rolf de Heer監督。この映画は2006 年のカンヌ映画祭で特別審査員賞を受賞しています。日本では2006年の オーストラリア映画祭で上映されたぐらいであまり公開されていないようです。
Ten Canoes予告編
"Ten Canoes"の公式ホームページ
http://www.tencanoes.com.au/tencanoes/ オーストラリア版
http://www.tencanoesfilm.com/ アメリカ版
いつかまた見る機会が来るだろうかと思いつつ、会場を後にしました。
ところが、はじめて行くJのうち。トラムの工事などなどで予定外の時間がかかってしまいました。Jは心配するは、私も知らない場所で迷うはで、携帯電話をたよりにやっとたどりつきました。アボリジニ映画をすっぽかしたバツでしょうか。
お腹空いたといいながら、準備をしていてくれたJ。見晴らしのいいアパートの部屋でした。もう少し早く着いていれば夕暮れがきれいだったでしょう。
この白菜のなにげない炒め物がものすごく美味しかったです。油をアツアツに熱してちぎった唐辛子を放り込み、炒めて、ネギも豪快に放り込み、それから白菜を炒めます。でも、唐辛子の辛みで料理中は近くに寄れないぐらいでした。醤油、塩で味付け。小料理居酒屋で出てきそうなおいしさ、これは「でらうま!」でした。私が気に入ったのが分かって、また今度つくってくれると言うJ ^^。私も自分で作ってみます。
ところで、中国人のうちに行くとよくだされるのが、ヒマワリの種。↓これを歯でかじって器用に中身だけ食べて、殻だけ出してます。最初のうちはコツがよくわからなくて、一つ一つ割って食べていたのですが、慣れてくると結構上手く出来ます。殻にも塩味の風味があって美味しいです。
Jがこのひまわりの種をおみやげにくれたので、これを書きながら食べてます。アラ、私の横にはヒマワリの種の山が!
すでに病み付きです^.^。
2 comments:
野外映画上映の日なんて、あるんですか。
東京の恵比寿でも夏の期間限定で、野外映画を上映してるんですよ。
で
ま!!
またもや でらうま 記事!!
胡瓜の和え物も美味しそう♪
白菜の炒め物のシンプルだけど、美味しそうねー♪
やっぱり、青島ビールに紹興酒で戴きたい!
中国も地域で味付けが違うのだそうですね。
見せていただいたお料理も広東や四川とはちょっと違うような感じですねー!
ヒマワリはハムスターちゃん達に食べさせてる場合じゃないですね、これは!
(*^-゚)⌒☆ポチっと★
◆こんばんは、にぽぽさん!
野外映画上映、夏の間だけあるんですよ〜。恵比寿でもやってるんですか!知りませんでした。前日本に住んでた頃通勤で恵比寿を通っていたんです。懐かしいです^^。なかなか野外で見ると普通と違っていいですよね。
この日作ってくれた子は北の出身の子ですから広東、四川とは違うとちょっと思います。でも男の子ですから、フランスに来て自分なりに料理を覚えた(もしくはお母さんに教えてもらった?)と思いますから、たぶん、自分流でどこの地域かというのはないと思います。でもピリ辛でした〜!白菜はまさに「でらうま」でした。でも作るとき目にしみて大変です!
ヒマワリの種、まるでハムスターのように食べてしまいましたよ^_^。
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