フランスのリヨンの日常生活で感じた事をざっくばらんに書き留めています。フランス、リヨン情報、外国人の友達、出来事、映画、フランス家庭料理、音楽、独り言。
Blog sur ce que je pense en France, ou bien sur le cinéma, la cuisine, les voyages, les informations de Lyon, etc. J'écris sur la vie française sans détour. Mais ce blog n'est écrit qu'en japonais. Désolé mes chers amis francophones !

Saturday, August 9, 2008

ありがとうハイランド: Merci Highlands

↑バスの中から撮ったHighlands の写真。

ハイランドが素晴らしかったと前から書いていますが、
どうもブログにするのは気が引けます。皆さんに変な奴だと思われそうで。大げさだと思われてしまいそうですが、(私にとっては)あそこはなんだか次元の違う惹き付けるものがある不思議な場所です。

なぜかすごく懐かしいような気がしたんですが、たぶん、ハイランドの荒削りで、人の手がまだ入っていないかのような空気のなせる業でしょうか。たぶんスコットランドの山に日本の山を重ねて見てしまったせいもあるかもしれません。それをフランスに帰ってきてから言ったら、「そりゃあ日本も島国だからね」と言った人がいました。

フランスと比べるとスコットランドの自然って日本に似ています。(イメージだけであって、もちろん違うんですけど)山も多いですし、なんていうんでしょう、荒々しいというか。ハイランドに入ってからはなんだか
興奮していました。ハイランドは自然の保存状態が良くて、感心しました。広い草海原が風で揺れている様子を見ていると、数世紀タイムスリップしてしまったような錯覚を起こしました。

写真を載せていきます。

↑ハイランド・カウ

ところで、ハイランドである人に会いました。なんと、リヴァプールの学会に一緒に参加していたYです。リヴァプールではいろいろお世話になりました。リヴァプールのパブの記事で私がビールの注文をまかせたあのYです。

Yが学会の後スコットランドへ行って、奥さんとハイランドでキャンプするということは聞いていましたが、エディンバラぐらいならすれ違うかもしれないけど、ハイランドは広いので、会うことはないだろうと思っていました。ところが、
Eilean Donan Castleを出て少し休憩をしていた私たち。ふと見るとYが歩いています。急いで「Y!Y!」と叫ぶと、Yも驚いたようで、感動の再会をしました。。。というと大げさですが、こんな風に自分の知っている人に会えるのはとても嬉しかったです。

学会で緊張していた二人が、二人ともハイランドに魅了されていて、学会の時とは全く違う表情をしていました。なんだか嬉しいやら不思議な感じがするやらでした。私たちはこれからスカイ島を回るのですが、Yと奥さんはスカイ島はもう回って今日はネス湖の近くでキャンプするとのことでした。

↑Eilean Donan Castle

バスの特等席に座って景色を眺めながらスカイ島に入り、幾重にも重なった山の線が美しくて、思わずノートに山の線を書いていました。この郷愁感はなんでしょう。初めて来たのになぜ懐かしい気持ちがするのでしょう。写真を撮るのをやめてただ景色を眺めていました。

↑Neist point, Isle of Skye

↑Neist point, Isle of Skye: 2日目の朝は最初霧が出てましたが、だんだん晴れてきました。
↑スコットランドの国花、アザミ。
国花なだけあってあちこちで見かけました。

美しい渓谷

↑Invermoriston(ネス湖の南西)

↑Laggan forestのブルーベリー。食べてごらんと言われて食べてみたら美味しくて、たくさん採って食べていました。

↑エディンバラに帰る途中のPitlochryという街で買ったスコットランドの猫たち。塩、胡椒入れになっています。

ハイランドに行って久し振りに気分がリフレッシュされました。次にハイランドに行くことがあれば、キャンプをしてみたいです。そんな気持ちになるようなところです、ハイランドは。

12 comments:

Anonymous said...

これぞスコットランド!って風景ですね!!!
ブルーベリーもおいしそう♪
猫の塩こしょう入れもかわいすぎ。
私も買ってしまいそう♪

Anonymous said...

木蓮さん、こんばんは!
ハイランドは、自然が雄大で美しいところなんですね。
こういう場所を自転車で走ったら気持ちいいでしょうねえ(^.^)
猫の塩・胡椒入れ、可愛いなあ。ちゃんと正装しているところがニクイです(^_^)

瑞穂 said...

◆夜日子さん、こんにちは!
本当に素晴らしい自然の風景でハイランドでは一人で感動してました^^。フランスでは野生のブルーベリーも犬のおしっこなどかかっていることがあるから食べるなと言われますけど、ハイランドではそういうことはないようで、ムシャムシャ食べてました。

この塩胡椒入れ、色違いもあったのでもっと買えば良かったと帰ってきてから思いました^.^。

瑞穂 said...

◆モンちゃんさん、こんばんは!
ええ、ハイランドは素晴らしかったです。自転車で走っている人も多くはありませんでしたが、見かけましたよ。私もこんなところを走ったら気持ちがいいだろうなと思いました。荷物を自転車の後ろに二つさげて走っていました。

ええ、この塩胡椒入れ、いかにもスコットランドの猫っていう雰囲気で、でキルトの衣装着てるのでほぼ一目ぼれで買いました^^。

Anonymous said...

確かにハイランドの山や渓谷の風景は、日本の山河に似ているね!

とっても美しい♪

ワイルドブルーベリーも、とっても美味しそう!

瑞穂 said...

◆pucchaponさん、こんばんは!
うん、なんか雰囲気が似てるんだよね。小川とかも昔ドライブでよく通った日本のどこかの景色に似てるような気がしたよ。

私は今フランスに住んでいるし、なんとなくハイランドは日本の自然に似ているから郷愁の感情もあって私は感動してたのかもしれない。

ブルベリー、たくさん採って、フランスに持って帰ってジャムをつくろうと思ったぐらいだよ^.^。

Anonymous said...

こんばんは♪応援ポチしかお邪魔できなくて、今じーっくりと読ませていただきました!初めてなのに懐かしいところって、ありますよ。前世とかなのかは解らないけれど、自分と相性のいい場所なのかな~と思います。写真を拝見すると、ほんと、不思議と日本のような感じ。緑の色とか水の色とか。

スコットランドの国花はアザミなんですねー。日本のよりとってもたくましいですね!

瑞穂 said...

◆にぽぽさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。やっぱりコメントを残してくださると嬉しいです。でも、読んでくださるだけでもありがたいですよ^^。にぽぽさんは本当に細やかな方なのですね!尊敬いたします。私もお邪魔してもいつもコメントを書く訳ではありませんから。

そうですね、私が懐かしく感じたのは、フランスに住んでいて、スコットランドでこんな風景を見たからというのもありそうです。フランスの風景って全然違いますからね。
ハイランドでは本当に不思議な郷愁感がして、良い意味で気が高ぶっていました。

Anonymous said...

スコットランド旅行、とても楽しまれたみたいで、なんだか住民としては嬉しいです^^。

アザミは国花のくせに、雑草扱いだったりします。それぐらい生えてるってことでしょうか(笑)日本の国花が桜と菊って言ったら、「何で2つあるの?ていうか桜って花じゃなくて、木じゃないの?」と言われてしまいがちなので、「アザミだって花じゃなくて、雑草やん!」と大人気なく言い返すんです。でもよく考えたら、このあたりの定義って微妙ですね。

瑞穂 said...

◆meggymooさん、こんばんは!
スコットランドは本当に素晴らしかったです。いつになるか分かりませんが、またぜひ行きたいです。今度はキャンプが出来るといいなと思っています^.^。行けなくても私はスコットランドの素晴らしさを語り続けるでしょう^^。

ええ、アザミはハイランドではいろんな所にありました。国花の定義って確かに微妙ですね。でも、スコットランドでは道ばたでもどこでもなにげなくアザミが視界に入ってきて、さすが国花だと思っていましたよ^^。

Anonymous said...

こんばんは。
スコットランド、結局ひとり旅になったんですね。
でも、ひとりでちゃんとあちこち行かれて楽しい旅ができたんですね~。

私も、海外旅行というとひとり旅になる可能性が大きいので、とっても参考になります。

スコットランドは本当に行きたい所です!
でも、ひとりじゃあ行きにくいのかな、と思っていたけれど、そうか~、現地のツアーを利用すればいいんですねー。
あ、ずっと昔に一度だけ行ったことがあるにはあって、その時の素晴らしいイメージが忘れられないんです。

フランスも行きたいし・・・。
目下の高い燃油サーチャージがどうにかなれば(なるか?)、是非実現させたいです。

瑞穂 said...

◆lazyMikiさん、こんにちは。
そうなんです。スコットランドでは一人でしたがツアーで台湾人の子達と仲良くなって、変な写真も(どんな写真でしょう^^)撮りました。顔が写っているので、ここには公開できないのが残念です。

実は私も今回のスコットランドの素晴らしい印象が強く心に残っていて、しばらくはそれを温めていたい気もします。

本当に高いですよね。ニュースでも今年は経済的事情でヴァカンスに行かないフランス人が多い、というのをやっていましたよ。フランス人からヴァカンスをとったらなにが残るんでしょうか!というのはちょっと意地悪ですね^^。でもそれだけ深刻のようです。

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