フランスのリヨンの日常生活で感じた事をざっくばらんに書き留めています。フランス、リヨン情報、外国人の友達、出来事、映画、フランス家庭料理、音楽、独り言。
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Saturday, November 29, 2008

エリック・ロメールの「友だちの恋人(1987)」上映: Rohmer "L'ami de mon amie"

「今夜ロメールRohmerの映画上映があるから、見たい人は来てね!」と金曜日の朝にメールが来ていたのですが、今週はいろいろと忙しかったし、家で休みたいなと思っていました。

でも翌日は土曜日だし、ロメールか。うーん、映画のタイトルは何かなと思ったら"L'ami de mon amie (友だちの恋人)" (1987)
そしたら、もう誰かが、「僕は行くよ」とメールで返事をしています(笑)。今度いつ行けるか分からないし、私も行くことにしました。

この映画上映は映画館ではなくて、とある団体が毎月一度場所を借りて上映しているというもので、メールをくれた友人はこの映画上映には前から常連みたいなんですが、私は誘われる度に都合が悪くて、まだこの団体の上映会には一度も行ったことがありませんでした。


エリック・ロメールの映画はフランスに行く前にまとめて結構見ましたが、もう何年も見ていませんでした。


行って良かったです。いかにもフランス人が好きそうなというか、フランス人らしい感覚で作られた映画です。

エリック・ロメールの映画はいろいろシリーズがあって、これは「喜劇とことわざ(Comédies et proverbes)」シリーズ の第六弾、一番最後のものです。
ちなみにこの映画で使われたことわざは « les amis de mes amis sont mes amis »「友だちの友だちは皆友だち」。

音楽は無いし、撮り方も凝っているわけではなくて、お金をかけずに低予算で撮っていますが、シナリオと台詞が面白くて、すごくよく出来てるなと思いました。

パリ郊外の4人の男女の恋愛模様を軽やかに描いたお話で、色の使い方とかも象徴的で遊び心があるし、フランスらしいエスプリがたくさんで、笑えました。これは日本語よりも、フランス語で見た方がいいんじゃないかって感じでした。

教会付属の建物で映画上映できるところがあって、そこでの上映だったんですが、高校の哲学の先生の解説付きで、名前に隠された皮肉とか、人間関係の筋運びと感情の移り変わり、人物像についてものすごい詳しい解説付きでした。
でも、解説が長過ぎて、終電を気にしなければいけない時間になって、最後はソワソワしていました。フランス人は一般的によく話しますが、映画の解説でなんでこんなに長く話す必要があるんだろう。夜遅いとかそういうのも考えてくれればいいのに、と思いました(笑)。


写真はwww.allocine.fr "L'ami de mon amie"より。

2 comments:

サラ said...

エリック・ロメール、うちの夫が大好きで、いくつかDVDで見たんですが、どうも会話中心なので、字幕がないと全部分からないというか、会話の細かいひだのような部分がつかめなくて、イライラしました。
何度も、見ればいいんですけどね(笑)

解説が長いって…すごく良く分かります。
うちの夫は、よくFrance CultureとかFrance Musiqueを聞いていますが、曲1つ、映画1つで、それだけ、よく話が続くな~、ってほど長いですよね…
個人的には、淀川長治さんみたいな解説が理想です(笑)

M: 木蓮 said...

◆こんばんは、サラさん。

前に見たロメールの映画は「面白い!」と思うほどでもなかったような気がするんですけど(昔過ぎて記憶がおぼろげです^^)、この今回映画は結構いいなと思いました。ストーリーの運び方が良くて、軽〜いノリなのに、なぜか戯曲みたいな、文学的ノリがあるというか。それに「喜劇シリーズ」なだけあって笑えます(笑)。

本当に長いですよね。映画は良かったんですけど、解説が長過ぎて、早く終わって〜と思っていました。短くても要点はちゃんと言ってくれる淀川長治さん、良かったですよね(笑)。

そういえば、この映画の会話も最初のうちは聞き取りにくいような気がしました。低予算で作っただけあって、ちゃんと音をひろってないんじゃないのっていう感じで(笑)。でもだんだん慣れてきました。映画館で見ると、頭もフランス語も集中して聞こうというモードになってるような気がします(笑)。

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