大学図書館の同僚のLが「木蓮に見せたい本がある」と言ってみせてくれたのが
"Akira Kurosawa Dessins" です!
www.parismusees.comのAkira Kurosawa Dessins
(リンクはフランス語)
(本の表紙写真←はamazon.fr より抜粋。)
「ああ!ちょっと〜、これは黒澤監督の映画のコマデッサン!」パリで去年の秋からついこの間までエクスポジションがあったのは知っていましたが、うちの大学でも早速カタログ買ったんですね。「さすが!」(って誰に言ってるんでしょう^^。)
L「ほら、magnifiqueでしょう!」
私「うん、というか、この本買いたいぐらいだよ!」
Lは「じゃあ、この本のカタログ作り終わったら(木蓮とこに)持ってこようか。見たいでしょ。」と言って、持ってきてくれました。
見せてくれたLに感謝です!
私はものすごく興奮していたので、本から少し絵の写真を撮りました。
「影武者」、「乱」、「夢」、「まあだだよ」、「海は見ていた(監督: 熊井啓、脚本: 黒澤明)」の撮影のために黒澤監督が描いた絵が収録されています。
これは「影武者」の信玄の壺のデッサンです。
もう一枚も影武者のです。2枚とも本から写真を撮りました。
さすが元は画家だった黒澤監督です。
私は個人的に、カラーになってからの黒澤作品の色使いも気に入っています。「どですかでん」のあの感じとか、「影武者」とか「乱」とかも色の使い方が好きです。
私は荷物が増えるのが嫌なのであまり本とかは買わないように努力しているのですが、それでもなぜか増えますね。よっぽどじゃないと買いたくないんですが、このカタログは絶対にまた見たくなると思ったので買うことにしました。
これを買おうとFnacに行ったのですが、帯が破れていたので買いませんでした。また別のところへ探しに行きます。
去年、Institut Lumièreの黒澤監督の映画上映・講演で 黒澤映画について話していた気さくなイタリア人、Aldo Tassoneさんもこの本で黒澤映画について書いてます。とっても雰囲気のいい方だったので、今でもTassone氏の印象は強く残っています。あの 時、映画のシーンを編集して見せてくれた映像の選択もとても良かったです。
でもこの本を買ったら、取り扱い厳重注意になりそうです(笑)。
フランスのリヨンの日常生活で感じた事をざっくばらんに書き留めています。フランス、リヨン情報、外国人の友達、出来事、映画、フランス家庭料理、音楽、独り言。
Blog sur ce que je pense en France, ou bien sur le cinéma, la cuisine, les voyages, les informations de Lyon, etc. J'écris sur la vie française sans détour. Mais ce blog n'est écrit qu'en japonais. Désolé mes chers amis francophones !
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4 comments:
私は黒澤監督の映画は「羅生門」しか観たことがないのですが、木蓮さんはたくさん観てるんですね^^
初めて黒澤監督の絵を見ましたがすごいですね!!
◆アイノワさん、
私はいつの間にか黒澤映画ファンになっていて、知らない間にかなりの数の黒澤明の映画を観ています。去年、リュミエール映画館で黒澤監督回顧もしていたので、あの時も「いい機会だ!」と足を運んでました。
「影武者」には縁があって、何度も見てるんです。それで、この黒澤監督の絵を見て、あのシーンだ!と一人で興奮してました(笑)。
黒澤監督の絵、色合いが凄いです。イメージで言うとゴッホとかシャガールという感じです。このカタログ、私は本当に嬉しかったです^-^。
最近、レストラン黒澤という系列店があることを知ったのです。
黒澤映画のセットを担当していた黒澤組でコーディネートしたお店だそうです。
ちょっと行ってみたいなぁと思ってます♪
応援( v^-゜)σ★★★
◆にぽぽさん、
にぽぽさんったらそんな貴重な情報を!ありがとうございます♪
黒澤監督はグルメで有名でしたもんね^-^。
さっそくググったらすぐに出てきました。私も行ってみたいです。門構えからして良さそうな雰囲気ですね。映画のセットですか?と思ってしまいました^-^。
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