フランスのリヨンの日常生活で感じた事をざっくばらんに書き留めています。フランス、リヨン情報、外国人の友達、出来事、映画、フランス家庭料理、音楽、独り言。
Blog sur ce que je pense en France, ou bien sur le cinéma, la cuisine, les voyages, les informations de Lyon, etc. J'écris sur la vie française sans détour. Mais ce blog n'est écrit qu'en japonais. Désolé mes chers amis francophones !

Friday, January 30, 2009

リヨンのクレヨン塔: Crayon

リヨンの"Part-Dieu(パール・デュー)"といえば、他の地方からのTGVや電車の発着駅。
Part-Dieu(パール・デュー)駅のすぐ前には巨大ショッピングセンター(Centre commercial)があります。そしてそのすぐ横にそびえ立っているのが、この鉛筆型のビル、フランスで6番目に高いビルだそうです。今調べたら、この塔は1977年に作られたようですね。

このビルの愛称は鉛筆という意味のCrayonクレヨン。周りに高い建物があまりないのでやたらと目立ちます。左の写真は遠くから見たもの、2003年撮影。右のが近景2009年撮影です。

このタワーの正式名称はLa tour Part-Dieuですが、前はリヨン発の銀行Crédit lyonnaisにちなんで、La tour du Crédit lyonnaisと呼ばれていました。塔の31歳の誕生日に改名して、2008年9月22日からLa tour Part-Dieuパール・デュータワーとなりました。
昔はCrédit lyonnaisクレディ・リヨネのPart-Dieu支店も中に入っていて、私もよくここに来ましたが、今はこの支店自体がPart-Dieu駅の近くに移転しています。

先日、ひょんなことで、このCrayonの上に上がろうということになりました。

このビルは上から7階はホテルになっていて、他の階は会社の事務所が入っています。
32階まで上がると、バー・レストランがあって、この高い塔からリヨンの街を見渡せます。前にここでお茶をしたのですが、景色が上からよく見えていい所だな思いました。と言うのも、このクレヨン塔、下から見上げることはあっても、中に入って上に登ろうという人はあまりいないので、新鮮だったんです(笑)。塔の頂点の内部はこんな感じです(写真)。

私たちが行ったときはバーもレストランも準備をしていて、入っていいのかどうか分からなかったのですが、「景色を見てもいいですか?」と聞くと、「もちろんいいですよ」と笑顔で言ってくれました。

日本だと結構夜景の見えるレストランとかいう宣伝になりそうな雰囲気ですが、たぶんレストランとしてはあまり有名ではないと思います(笑)。リヨンは他に有名なレストランがありますもんね。
昼に来るとリヨンの街がよく見えるので結構嬉しくなります。夜はどんな感じなのか行ってみたい気もします。
でもリヨンでは、レストランは上に登って食事をするよりは、地上でご飯をという人の方が普通だと思います(笑)。


ちなみに、32階のトイレに入ったらこんな感じ(写真右)になっていてちょっと微笑ましいとおもいました(笑)。
ドアに蘭の花です。

一緒に行ったフランス人の友人、
「part-dieuで綺麗なトイレがあるところを見つけた!(笑)」。
確かに(笑)。
わざわざトイレに行くためにクレヨン塔の32階まで登るのもどうかと思われますが、確かにフランスでは綺麗なトイレは少ないです。それに、駅のトイレもショッピングセンターのトイレも有料ですから、いいかもしれません(笑)。
トイレに行くという理由ではなくて、景色を見るというつじつまをつけて登った方がいいと思いますけどね(笑)。

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ

6 comments:

Anonymous said...

たしかにクレヨンみたいですね。

トイレが素敵です。トイレはその店の裏の顔だと思います。トイレの汚い店には入りたくないですから。。
万が一、リオンに行くことがあったら立ち寄ってみたい観光名所ですね(笑)

Anonymous said...

10年くらい前のフランス旅行で泊まった気がするんですけど、そう言えばこんな窓がいっぱいあったような気もします。
そう言えば、エッフェル塔のレストランも外国人が行くイメージがありますわ。
フランス人は地上が好き?(笑)

今度リヨンに行った時に上ろうよ、と提案してみます(^-^)

Anonymous said...

フランスで6番目に高いビルが、30年も前に建てられたものという事実に、ちょっ
とびっくり。
日本・・・東京だと、新宿新都心高層ビルが約40年前ですが、その後もボンボンと
高層ビルが
建ちましたもんね。
乱立、乱開発じゃないかしら?
新しいもの好きの日本。木蓮さんの記事を読んでその姿勢を見直して欲しいなんて
思ってしまいました。
応援( v^-゜)σ★★★

瑞穂 said...

◆さんさん、

トイレがきれいな所って評価は高いですよね。気持ちいいですものね。

このビル、リヨンを歩いていると一度は絶対に目にするけど、「なんだこのクレヨン型のもの!」で終わってしまうようなものです(笑)。でも目立ってます。

一度、このビルの上で待ち合わせと言われたことがあって、奇をてらっていて良かったのを今でも覚えています(笑)。

瑞穂 said...

◆夜日子さん、

考えてみたら、日本人は上に上がるの好きですね。
高いビルの上に登って夜景を見るとか。高いビル自体日本はフランスに比べて多いですから必然的にそうなってしまいますね。

このクレヨン、わざわざ上に上がるまでもないと思いますが、上がってみると結構おお〜と思います。この上に上がる感じが懐かしい感覚でもあります。
私は◯◯の上に上がるというのって普段あんまりないからというのもあるからかもしれません(笑)。

瑞穂 said...

◆にぽぽさん、

フランスは街の景観のために窓の数まで規制がある国なので、ビルを建てるとなったら街の景観を壊さずにということでものすごい計画です。
このクレヨン塔のようにリヨンの人みんなが知ってるシンボル的なものでないとなかなか建たないと思います。
街の景観を守ろうとするフランス、ヨーロッパの考え方は確かに見習う所がありますね。

でも日本やニューヨークの高層ビル群は逆にどんどん変わっていってフランス人はすごいと思ったりするようです。
リヨンにいて日本に帰国した友人がこのまえリヨンに遊びにきて「リヨンは変わらないね〜東京なんて街もどんどん変わっていくよ」と感慨深げに言っていました。日本は「新しい」ものが好きですね。

「リュミエール兄弟の街から」の他の記事いろいろ
▼すべて表示
generated by レビュー・ポスター

Popular Posts

リュミエール兄弟の街から-- Du quartier des Frères Lumière --
© 2008-2010 All Rights Reserved.