吉田喜重
来る4月29日と30日、リヨンのINSTITUT LUMIEREに映画監督 吉田喜重とその奥様でもある女優 岡田茉莉子がいらっしゃいます。二夜連続での映画上映、そして監督から直接お話を聞けるチャンスです!早速チケットを予約してきました。
(上映会のことは吉田喜重の映画上映会 1日目: Kijû Yoshida à l'Institut Lumière (1)
、吉田喜重の映画上映会 2日目: Kijû Yoshida à l'Institut Lumière (2)で書いています。)
吉田喜重はフランスではとても評価の高い監督でフランス政府から賞をもらっています。私は日本映画は大好きですが、吉田喜重の映画のことはあまり知りません。名前はよく聞いていたのですが、今まで見る機会がありませんでした。とても楽しみです!
一日目は吉田喜重のドキュメンタリー(Kijû Yoshida : qu’est ce qu’un cinéaste ?)に続いて「鏡の女たち(仏題: Femmes en miroir)」(2002)。
小津安二郎についての著書もある吉田喜重監督ですから、二日目は小津の遺作となった「秋刀魚の味(仏題: Le Goût du saké)」(1962)の上映と「秋津温泉(仏題: La Source thermale d’Akitsu)」(1962)の上映です。
ところで、前回、溝口の上映会に行った時、映画自体は良かったのですが、予想外に盛況で結構人が多く、あまり良い席がとれませんでした。映画が始まってからも人が入ってきていて、後から来た人たちが席に座るのに、「ほら、前が空いてる!」という風に大きな声で話しているにのは閉口しました。映画が始まっているのだから、もっと静かにしてくれればいいのに。静かにしてくれと言おうかと思いました。丁度通路側の席に座っていたので、席を探す人の声で最初のうちは集中できませんでした。吉田喜重の上映ではもっと良い席をとろうと思います!
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