フランスのリヨンの日常生活で感じた事をざっくばらんに書き留めています。フランス、リヨン情報、外国人の友達、出来事、映画、フランス家庭料理、音楽、独り言。
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Wednesday, August 6, 2008

The Snapper 野外上映

今日(8月5日)はリヨンのInstitut Lumiereの野外映画上映の日でしたが、予想外のものすごい人出でした。人が集まるのは良いことなのですが、人が多すぎて椅子が足りません。自分で折り畳み椅子を持ってきている人もたくさんいますが、地面や座れるような場所はすべて占領されてしまっています。私たちボランティアの椅子まで寄越せと言う人達がいて、しばしもめてました。あまりにもイベントが盛況すぎるのも困り者です。

カメラを持っていたら満員御礼のリュミエール広場の写真を撮れたんですけど、持っていなかったので証拠写真はありません^^。

上映されたのはアイルランドの小説家ロディ・ドイルRoddy Doyleの小説の映画化で"The Snapper"です。
ブッカー賞作家ロディ・ドイルの“バリータウン三部作”の第二部(ちなみに第一部はアラン・パーカーによって映画化された「ザ・コミットメンツ」)を作者自身が脚色、この所ハリウッドづいていたS・フリアーズが、久々に英国に戻って監督した、近来になく愉快な良質のホーム・コメディだ。アイルランド・ダブリン近郊の小さな町で、塗装業を営むカーリの長女シャロンが妊娠。ところが、彼女が相手の名を断固として言わない。八人の大所帯の一家は心ない町の噂に悩まされつつ、未婚の娘の出産を温かく見守ってゆくことになる。アイリッシュ“かたぎ”丸出しの父親役(コルム・ミーニイ)が最高。末妹役のフィオヌラ・マーフィの唄うトラッド・ロックアレンジのプレスリーの名曲が軽快に流れる、“好きにならずにいられない”映画。“スナッパー”とは彼らの地の俗語で赤ん坊のこと。
(Allcinemaより抜粋)

これがアイルランドユーモアなのかどうかは分かりませんが、ちょっとした会話のやりとりがクスッとなるような面白さで、俳優の皆さんも上手く演じてますし、気持ちよく見られるホームドラマでした。

なんというか人情溢れる家族の様子が微笑ましくて、見終わった後いい気分になるような映画でした。

映画の始まる前の「椅子寄越せうんぬん」でちょっともめてましたが、映画が良くて拍手で終わりました。「終わり良ければ」ということで良かったです。

ちなみに、そういう時に限って、責任者はいないんです。日本ではありえないかもしれませんが、フランスではありなのです^-^。

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