フランスのリヨンの日常生活で感じた事をざっくばらんに書き留めています。フランス、リヨン情報、外国人の友達、出来事、映画、フランス家庭料理、音楽、独り言。
Blog sur ce que je pense en France, ou bien sur le cinéma, la cuisine, les voyages, les informations de Lyon, etc. J'écris sur la vie française sans détour. Mais ce blog n'est écrit qu'en japonais. Désolé mes chers amis francophones !

Friday, April 10, 2009

桜を求めて A la recherche des Sakura


日本では桜が満開で、皆さんブログにもとても綺麗な写真を載せていらっしゃって、いいな〜と一人写真を見ながら郷愁に浸っていました。
桜の時期に日本に帰国したことがないので随分長いこと日本の桜は見ていません。

フランスにも桜はあるのですが、やっぱり日本の桜の美しさは全然違いますね〜。
ライトアップされた夜桜なんかもとても綺麗ですね。私も昔見に行ったよと一人で懐かしがっています。

皆さんの桜の写真を見る度に切ないというか、日本ではあちこちで当たり前のように桜が見れたこと。桜並木も近所に普通にあったし、仕事でお昼に公園で桜を見ながらおにぎりを食べたとか、電車からも桜が見えてとても綺麗だったとか、日本では当たり前だったことをいろいろと思い出して感慨に浸っていました。

それにしても、皆さん本当に綺麗に写真を撮っていらっしゃるので、私も写真ではなくてこの目で桜を見たくてたまらなくなっていました。

パリだとソー公園だとかいろいろと在仏日本人がお花見をする場所もいくらかあるようですが、リヨンだと桜のお花見で有名な場所はどこなのでしょう。
桜並木とかはあるにはあって、個人の家にも桜が植わっていたりもします。

前にリヨンの日本人の方でリヨンでお花見をしてどうのこうのと言っている人がいたので、その方にメールを送ってみたのですが返事がないので結局その方がリヨンのどこでお花見をしたのかは分からずじまいです。

同僚や会うフランス人にリヨンで桜が見れる所はどこか知ってると聞いてみました。
桜情報は日本人の方がよく知っていると思うのですが、如何せん、私はフランス人の知り合いが断然多いのです。

A「うーん、知らない、ないんじゃないの?」
B「ないよ」この人は断言していました(笑)
C「ああ、日本では今桜が綺麗なんでしょう!写真でみたよ!うーん、でもリヨンではないんじゃないの?」

D「あれ、あのThéâtre des Célestins(セレスタン劇場)のところの木は桜じゃないの?」
私「ああ、あれは桜じゃなくて木蓮だよ。」
確かに遠目では桜のような感じもしますが、木蓮です。これはこれでとても綺麗なんですけどね。

右の写真がセレスタン劇場の木蓮です。


リヨンにParc de la tête d'or テットドール公園という大きな公園があるのですが、そこにはありそうなので行ってみようかと思いましたが、近くに住んでいてるフランス人に聞いてみると、

E「私はよくあの公園に行くけど桜の木はないと思うよ。そういえば、前は郊外に桜の木が沢山植わったところがあったんだけど、建物の建設で無くなってしまったからね〜。」

彼女が知らないだけで本当はParc de la tête d'or テットドール公園に桜があるのかもしれませんが、彼女はないと言います。

すると今日、友人から電話がありました。
彼女はうちの近所にすんでいる隣人でもあるのですが、「木蓮、近くに桜が咲いてて、すごく綺麗だよ!木蓮が桜が見たいって言ってたから、教えてあげようと思って。」
場所を教えてくれたのでさっそく行ってきました。

住宅街の通りのアパートの前に桜が一本植えられています。

一本だけですがとても綺麗でした。
桜を見たからと言ってわざわざ電話をくれるこの友人に感謝します。




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◆追記◆

カフェの前に桜の木がたくさん植わっているこんなところもリヨンにあります。
何度もここの前を通っていたのに、ここに桜があるというのはピンときませんでした。思わずパチリ。花が散って花びらのピンクがコンクリートに目立ちます。
(クリックすると大きくなります)

6 comments:

machan said...

こんにちは、木蓮さん。

やっぱりフランスには桜が少ないんですね。
日本ではいたるところに咲いていますが、フランス人には、それほど日本人ほどの執着心がないのでしょね。

1本でも近くにあってよかったですね。
綺麗に咲いていますよ。

瑞穂 said...

◆こんにちは、machanさん。

やっぱりフランスは桜は少ないです。
日本の桜のことを思うと余計にそう思ってしまうのですが、仕方がありませんね。
私も日本では桜の季節になると探しに行くまでもなく、至る所に咲いていたのになと思いました。
それに日本の桜は種類も豊富で「さすが」ですね。

私はどうしてもリヨンで桜を見たいと思っていたので、一本でも見ることができて良かったです。一本咲いているだけでも桜は見事でした。
電話してくれた友人も「素晴らしい桜が咲いてるよ」と言っていましたよ。

アイノワ said...

木蓮さんの見た桜、立派に咲いていますね♪
私もフランスにいたとき、桜の季節になると「桜が見たくてたまらない~!!」ってなってました(^.^)なので木蓮さんの気持ちがすごくわかります!
今年は夜桜を見たりしたいなぁと思ってたんですが、仕事をしているうちに日々が過ぎ、もうすでに葉桜になってしまいました~。

にぽぽ said...

木蓮がこんなに並んで植わっているなんて!
すごい綺麗ですね~!
日本では独立して植えてある事が多いので、こんな風に植えて欲しいなあ(^^

アパートのところの八重桜、日本に勝るとも劣らなず綺麗に咲いていますね!
そっかー、木蓮しゃんのお話しを聞いている(読んでいるか 笑)やっぱり、桜って日本というイメージなんですね。
応援( v^-゜)σ★★★

瑞穂 said...

◆アイノワさん、

やっぱり分かりますか!そうですよね(笑)。
毎年3月末あたりからもうすぐ桜の時期だなと思い始めて、桜が見たいなと一日に何度も考えるようになります(笑)。
日本に留学しているフランス人が私があまりにも桜、桜と言っていたのか、桜のはがきを送ってくれたぐらいでした。

葉桜もいいですよね。桜の通りを通るだけでも嬉しくなってしまいます(笑)。

瑞穂 said...

◆にぽぽさん、

木蓮もいいですよね(笑)。ここの劇場はこの木蓮が綺麗です。

確かに桜というと日本というイメージがあるみたいです。そういえば、リヨンでの桜情報を聞いたうちの一人も「フランスでは桜のことはただcerisierではなくて、cerisier japonais、cerisier du Japonって言うよ」と言っていました。
桜の木はcerisierですが、そこにjaponais, japonという「日本の」という形容がついてますもんね。

桜の季節になると桜が見たくて妙にソワソワします(笑)。

ちなみに何週間か前に、フランスのニュースで、「日本では桜が咲き始めました〜」と言って桜の映像を流していました。

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