擬態語の本:Livre sur les Onomatopées japonaises
私が働かせていただいている大学図書館に新しい日本語の本が入荷し始めています。 面白そうな本が到着しました。 日本語擬態語辞典 (講談社プラスアルファ文庫) (文庫) 。
前にPちゃんが「擬態語は日本語の中で難しいものの一つ」と言っていたと書きましたが、まさに日本語を学んでいる外国人には丁度良い本ではないでしょうか。 五味太郎のイラストに、英語と日本語の解説付きです。 ちょっと本から一例を載せてみます。
Hera hera: describes laughing frivolously or ambigously. Also used to describe frivolous speech and behavior.
へらへら: 意味もなく軽薄に笑うさま。あいまいに笑う様。また、言動が軽々しい様子。
Bera bera: describes speaking endlessly. Wagging one's tongue. Especially used to describe someone who goes so far as to say something they should not.
べらべら:とめどなくしゃべりまくるさま。とくに、言うべきではないことまでしゃべる様子に用いる。
Pera pera: 1. Describes chattering away frivolously. Glibly. 2. Describes speaking fluently in a foreign language. 3. Describes leafing through a book. Thumbing through. 4. Describes cloth or wodden boards that are thin and cheap-looking.
ぺらぺら: 1.軽薄によくしゃべるさま。2. 外国語を流暢に話すさま。3. 本などを続けてめくるさま。4. 布、いたなどが薄くて安っぽいさま。
毎日当たり前のように使っている擬態語ですが、外国人にとっては意味がつかみにくいようです。この本はイラスト付きで説明もあるので分かりやすいんじゃないでしょうか。
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2 comments:
初めまして!!
人気ブログランキングからたどってきました。
6年前リヨンに滞在していて、今は横浜で、リヨンと横浜の交流をしています。
現在のリヨン情報、楽しみにしています。
はじめまして、リヨンさん。
まあ、リヨンにいらっしゃったんですか!!それで、今はリヨンと横浜の交流とは、素晴らしいですね。リヨンと横浜は姉妹都市ですし、いろいろと面白そうですね!
今年は日仏交流150年ということで、リヨンでもオペラ座などで日本関係の催しがありましたよ。
なにか現在のリヨンについて書いて欲しいこのなどがあったらおっしゃってくださいね^^。可能な限りお知らせします。
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