フランスのリヨンの日常生活で感じた事をざっくばらんに書き留めています。フランス、リヨン情報、外国人の友達、出来事、映画、フランス家庭料理、音楽、独り言。
Blog sur ce que je pense en France, ou bien sur le cinéma, la cuisine, les voyages, les informations de Lyon, etc. J'écris sur la vie française sans détour. Mais ce blog n'est écrit qu'en japonais. Désolé mes chers amis francophones !

Saturday, February 28, 2009

寒い時に食べるタルティフレット:Tartiflette

寒くなると食べるものって日本だとお鍋が典型でしょうか。
日本で寒いときは毎日お鍋だったりしますが、体も温まるし、美味しいし、野菜もたくさん食べれるし、いいことづくめですね。

フランスでも寒くなると食べる季節ものがあります。
スイスのすぐ横の県の子が
「チーズフォンデュは寒くないとしない。寒くなってからするものだ」と言っていました。
寒くなくてもラクレットをするラクレット大ファンのフランス人も知ってますけどね(笑)。

ラクレットについては前に、このブログを始めたばかりの頃にちょっとだけ書いたことがあります。
こちら(ラクレット: Raclette)です。

チーズを使うフランスの冬の料理のひとつにタルティフレット Tartifletteがあります。
サヴォワ地方のチーズreblochon(ルブロション)を使います。

タルティフレットと言えばルブロション、ルブロションといえばタルティフレットです

前に複数人でcollocationコロカシオン(ルームシェア)をしていた時、寒い地方出身の子たちがいて、その子たちが中心になって皆で大量にタルティフレットをつくって、大人数で食べたことがあります。
タルティフレットはとっても美味しいんですが、結構重いので私はフランス人並のスピードでペロリというわけにはいきませんでした(笑)。
フランス人はタルティフレットが大好きのようで、みんなすごいスピードでペロリと食べるんです。


人がつくったタルティフレットは食べたことはあるのですが、考えてみたら自分自身でつくったことがありません。
冬が終わる前にタルティフレットをしたくなりました。

というわけで、タルティフレットです。

4人分
ジャガイモ1 kg
ルブロション1個、
たまねぎ1個、
ベーコン(lardons)200g

白ワインや生クリームを入れたりするレシピもありますが、
前にルームシェアで大人数でつくった時も入れていなかったので、今回も入れずに作りました。

ジャガイモを皮ごと茹でて皮を剥いて、
7ミリぐらいの薄切りにする。
茹でている間にlardons(ベーコン)とたまねぎの薄切りを炒める。
グラタン皿にバターを薄く塗って、
その上にジャガイモを並べて、ベーコンとたまねぎの薄切りを半分のせて、
またジャガイモをのせて、また残りのベーコンとたまねぎをのせます。
その上にルブロションのチーズを写真のように豪快にのせます。
十分熱々に温めておいたオーブンで30分ぐらい焼きます。


チーズが溶けて下のジャガイモの層全部がトロトロのチーズで覆われています(最初の写真)。
ルブロションを均等に並べた方がいいという方もいますが、熱で全部溶けてしまうので、ドンと置いても大丈夫だと思います。
ワインを入れなくてもロブロションだけで十分美味しくできました。
塩胡椒はしなかったんですが、lardonsの塩気だけで十分でした。

暖かくなる前に食べたタルティフレットです!

10 comments:

Anonymous said...

じゃがいも、たまねぎ、ベーコンとくればジャーマンポテトって感じの材料ですが、なるほどフランスだとこれに焼いたチーズなんですね♪
↓のヤギのチーズもそうですが、フランスにはおいしそうなチーズが沢山ありますね。
あつあつのチーズとジャガイモでホクホクとあったまりますねこれは(^^
応援( v^-゜)σ★★★

Anonymous said...

こんばんは。
ほんとにおいしそうですよ!
チーズが好きだから、溶けたチーズがとってもおいしそう。
よだれが出て困りますね、こういう料理は。
じゃがいも、ベーコンと玉ねぎ、これにチーズ、何というコンビネーションでしょう。
これも、でらうまですね。

Anonymous said...

美味しそう~っ!
もう材料だけでもうむうむって感じで堪らないですね。
カマンベールチーズあたりなら簡単に手に入るので代用して作ってみたいと思います。

Anonymous said...

美味しそうにとろけてますね!

私も、たまに食べますが、ヘビーなのに美味しくてつい食べ過ぎてしまい、かなりもたれてます(笑)

うちの地方では、屋台などがたつと、タルティフレットと並んで、モルビフレット(Morbierを溶かしているので)もありますよ。

自分で作ってみたことはなかったので、新鮮でした!
今度やってみます。

そういえば、先日、木蓮さんに影響されて、鴨コンフィで気に入ってるメーカーの「鴨の砂肝コンフィ」を買ってきて、ポテト+サラダで軽いごはんにしましたが、とても美味しくて、夫も「こんな美味しいなら、もっと前から買えばよかった!」と喜んでました。
木蓮さんのチャレンジ精神のおかげで、うちもレシピが広がってます。感謝!です。

Anonymous said...

とってもおいしそう~!
あつあつをホクホク食べたいです~(^.^)/
このチーズはお初にお目にかかりました♪
タルティフレット、私の友だちは北出身の子がいないのであやかったことがなかったですが、じゃがいもとベーコンとチーズ!最強の組み合わせですね~(^.^)!

瑞穂 said...

◆にぽぽさん、

フランスは本当にチーズに関しては大変ですよ、ありすぎて大変です(笑)。

いろんな地方の名物チーズ、旬のチーズがあってさすがだなと思います。
冬になるとこういうチーズ料理が美味しくなりますし、こういうのは寒い時がいいです♪。

瑞穂 said...

◆machanさん、

こんばんは!
これもでらうまでした(笑)。

このタルティフレットは美味しいということは分かっていたんですが、自分でやったことがなかったので、今回つくってみてやっぱり美味しいというのが分かりました。
本当にいいコンビネーションですよね。
このチーズがまた美味しいんです!

瑞穂 said...

◆lifeonmarsさん、

これは美味しいです(笑)。

そういえば日本でルブロッションが手に入りにくいのでカマンベールチーズでやったという方がいました!
カマンベールチーズでもとても美味しくできるでしょうね。
味はちょっと違いますが、こんな感じになるんだろうなと思います!

瑞穂 said...

◆サラさん、

サラさんのところは正にチーズが美味しいでしょうね!
"いろいろ"と想像できます(笑)。

私がフランス人と同居しようと思ったのも、フランス人の生の生活を覗き見させてもらうには一緒に住むのが一番、というのがあったんですけど、本当に食の点ではフランス人との共同生活はすごくいいと思います。
その他のところで大変なところもありますけどね(笑)。

もともと美味しいものには目がない方なので、可能な範囲でいろいろやってみたいです。
鴨の砂肝コンフィ、美味しく召し上がられたようで嬉しいです^-^。

サラさんのところのお料理も美味しそうでとても参考になります。
実はサラさんのところの手が込んだお料理が羨ましいです!

瑞穂 said...

◆アイノワさん、

サヴォア地方の料理ですから、トゥールーズの方からは遠いですよね。

リヨンはスイスの近辺のあたり出身の人も多くてタルティフレットというのは馴染みがあります。
結構屋台とかでもタルティフレットが出ていたり、学食でも見かけました。
自分で作ると行程も見れて面白いです。
チーズが溶けて、ぐつぐついっているのがなんだかワクワクしました!

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