「今夜ロメールRohmerの映画上映があるから、見たい人は来てね!」と金曜日の朝にメールが来ていたのですが、今週はいろいろと忙しかったし、家で休みたいなと思っていました。でも翌日は土曜日だし、ロメールか。うーん、映画のタイトルは何かなと思ったら"L'ami de mon amie (友だちの恋人)" (1987)。
そしたら、もう誰かが、「僕は行くよ」とメールで返事をしています(笑)。今度いつ行けるか分からないし、私も行くことにしました。
この映画上映は映画館ではなくて、とある団体が毎月一度場所を借りて上映しているというもので、メールをくれた友人はこの映画上映には前から常連みたいなんですが、私は誘われる度に都合が悪くて、まだこの団体の上映会には一度も行ったことがありませんでした。
エリック・ロメールの映画はフランスに行く前にまとめて結構見ましたが、もう何年も見ていませんでした。
行って良かったです。いかにもフランス人が好きそうなというか、フランス人らしい感覚で作られた映画です。エリック・ロメールの映画はいろいろシリーズがあって、これは「喜劇とことわざ(Comédies et proverbes)」シリーズ の第六弾、一番最後のものです。
ちなみにこの映画で使われたことわざは « les amis de mes amis sont mes amis »「友だちの友だちは皆友だち」。
音楽は無いし、撮り方も凝っているわけではなくて、お金をかけずに低予算で撮っていますが、シナリオと台詞が面白くて、すごくよく出来てるなと思いました。
パリ郊外の4人の男女の恋愛模様を軽やかに描いたお話で、色の使い方とかも象徴的で遊び心があるし、フランスらしいエスプリがたくさんで、笑えました。これは日本語よりも、フランス語で見た方がいいんじゃないかって感じでした。
教会付属の建物で映画上映できるところがあって、そこでの上映だったんですが、高校の哲学の先生の解説付きで、名前に隠された皮肉とか、人間関係の筋運びと感情の移り変わり、人物像についてものすごい詳しい解説付きでした。
でも、解説が長過ぎて、終電を気にしなければいけない時間になって、最後はソワソワしていました。フランス人は一般的によく話しますが、映画の解説でなんでこんなに長く話す必要があるんだろう。夜遅いとかそういうのも考えてくれればいいのに、と思いました(笑)。
写真はwww.allocine.fr "L'ami de mon amie"より。





















