フランスのリヨンの日常生活で感じた事をざっくばらんに書き留めています。フランス、リヨン情報、外国人の友達、出来事、映画、フランス家庭料理、音楽、独り言。
Blog sur ce que je pense en France, ou bien sur le cinéma, la cuisine, les voyages, les informations de Lyon, etc. J'écris sur la vie française sans détour. Mais ce blog n'est écrit qu'en japonais. Désolé mes chers amis francophones !

Sunday, October 26, 2008

サイレント映画をピアノ伴奏で Cine-concert : Muets erotiques

木曜日に、リュミエール兄弟映画館Institut Lumièreにピアノ伴奏付きの無声映画の上映に行ってきました。

Josef von Sternbergジョセフ・フォン・スタンバーグの"Les Damnés de l’Océan (The Docks of New York) (Etats-Unis, 1928)" 邦題は『紐育(ニューヨーク)の波止場』のようです。

アメリカの労働者階級のお話です。貨物船で働くビルが、陸に上がった日、ひょんなことで身を投げようとしていたメイを救います。諭されて元気を取り戻したメイ、ビルは1日限りの陸揚げの日、勢いでメイと結婚します。でも。。。という恋愛ものです。

サイレントながら笑えるシーンもあるし、面白かったです。良かった理由のひとつは映画に合わせてピアノの伴奏を上映中ずっと弾いてくれたこと。ピアニストはFlorian Doidy氏で、Institt Lumièreのサイレント映画のコンサートではいつも彼が弾いています。

映画コンサートなので当たり前と言えば当たり前なのですが、映画の間、ずっと休みなく弾き続けるのは疲れるんじゃないかと余計な心配をしてしまいました。でも、柔らかいピアノの音で映画がとても情緒豊かな感じになっていました。ピアノの伴奏なしだったらこういう感じにはならないんじゃないかと思います。


映画コンサートの前に、シネマテーク・フランセーズ(Cinémathèque français)のディレクターなど、いろいろと努めてきたDominique Païni氏の講演がありました。無声映画の時代、どのように映像と想像力でストーリーを作るか、というお題でしたが、お話が面白い方で、いろんな無声映画の抜粋も見せてくれるんですが、その抜粋の仕方がわざといいところで切っているので、皆苦笑していました(笑)。

ちなみに、チラシにérotiqueとありますが、上映された映画の方にはエロチックな場面はありません(笑)。ちょっと服がはだけているとかその程度です。

講演の方ではその関連も話していましたが、ポルノとかではなくて、心の動きを表すエロチック、というかそういうものでした。現代のエロチックとは違って想像で導くサイレントという感じでした。

でも、本当にサイレント映画って普通の音声映画を観る時よりも、ずっと想像力を膨らませて観ることになりますね。会話や音がない分、画面からのメッセージだけを受け取るわけですから、画面のオブジェなんかが何を表しているのかを見るというところが、普通の映画よりも面白いところなのかもしれません。

いろいろとサイレント映画の抜粋を見せてくれたのですが、この独特の映像の美しさは、好きな人(私も好きです^-^)には、たまりません。でも美しく見せるためのメークはやっぱり特別だったようです。

私はあるきっかけで活動弁士さんの語りつきの溝口健二の無声映画を観てから、サイレント映画ファンになりました。一人で何人もの役の声を担当していて、大変なことだと思いますが、弁士さんの語り口と解説で、無声映画がイキイキしていたのが印象深かったです。これは芸だなと思いました。

ちなみに講演も映画も満席でした。一緒に行ったCが満席で当日券を買うために並んでいる人達を見て驚いていました。満席だった理由はたぶん、講演者のDominique Païni氏のお話を聞きたいという人が多かったからじゃないかと思いました。映画界では有名な方のようですし、しゃべり口の面白い人です。

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幸運にも私の周りに一人サイレント映画が好きな人がいます。今度あるサイレント映画を一緒に観に行くことになりました。
楽しみです^.^。行ったらまたメモ代わりにここに書こうかなと思います。

チラシの画像はInstitut Lumièreのニュースレター"Institut Lumiere Infos > Cine-concert : Muets erotiques"より、写真はInstitut Lumièreのサイトより抜粋。

Friday, October 24, 2008

ピンク色のリヨン名物: praline lyonnaise

なんだろうこの赤いの、と思われた方いませんか。
私は口に出したことは一度もありませんでしたが、潜在意識のレベルでは(たぶん)そう思っていました(笑)。

そのせいであんまり買ったことがなかったんです。

ご存知の方には今更ですが、これはリヨン名物の一つ、ピンク色のプラリネタルトです。プラリネはアーモンドの砂糖漬け。

リヨンを歩いていると、このリヨン風プラリネpraline lyonnaiseの入ったブリオッシュやタルトやお菓子をあちこちで見かけます。でも、前述したように、前はあまり特に買いたいと感じなかったんです。
この色のせいでどうも敬遠しちゃっていたんですね(笑)。

でも、ひょんなことでこのピンクのプラリネ入りブリオッシュ、ブリオッシュ・プラリネを食べる機会がありました。そしたら「でらうま」だったんです。写真がそのプラリネ入りブリオッシュ(brioche aux pralines)です。

ある日、Pちゃんが買ってきて私にも残しておいてくれたんですが、翌日の朝食に食べようと思ってとっておくとPちゃんが「ああ、ブリオッシュ・プラリネは美味しいな〜。うーん、本当に美味しいよね〜。」と言い始めました。

つまり、私が食べなかったら自分が食べちゃうよと言いたいんですね。はっきり「食べたい」言えばいいのに(笑)。

私は「そんなに言う程美味しくもないんでしょ」と言いたいがために(Pちゃんもうるさくブリオッシュ・プラリネと節をつけて歌っていましたし^-^)口に運んだのですが、無言のうちに、一瞬にして食べてしまいました(笑)。

アーモンドの香ばしさと甘さで美味しいのです。外見のピンクピンクした色とは釣り合わない、とても優しい味でした。

もうひとつの写真は行きつけのパン屋さんで買ったプラリネブリオッシュです。中にゴロゴロプラリネが入っています。


というわけで、今まで特に興味を持っていなかったこの「ピンク色」でしたが、その後はこの「ピンク色」見かけるとじっと観察するようになりました(笑)。

プラリネ・リヨネーズの美味しさを分かってしまったからにはタルトも美味しいのかどうか試してみないと気が済みません。そこで買ったのが冒頭の写真のプラリネタルトだったのです。


というわけで、ここのところリヨン風プラリネがお気に入りです。
前はこのピンク色がどうも。。。と思っていたのに、美味しいと分かると今度はこのピンク色に親しみが湧いています(笑)。


そうしたら今日お手製プラリネタルトを食べる機会に恵まれました。ちなみに、フランスではお手製のお菓子はお店で買ったお菓子よりもずっと賞賛を浴びます(笑)。

職場の同僚の移動の壮行会を兼ねた昼食で、友人Sがプラリネタルトを作ってきてくれました。

中はプラリネにアーモンドプードル、卵、生クリームなどだと言っていました。とっても美味しかったので、絶賛したらレシピをくれるそうです。

私が写真を撮ろうと思ったら、みんなやってきて、どんどんタルトがなくなるので大急ぎで写真を撮ったのがこの写真です。

さすが、リヨン人、みんなプラリネタルトは好きなんでしょうか。このタルトのなくなり方は普通ではありませんでした(笑)。

Sがレシピをくれたら、いつか作ってみようかなと思います。
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Thursday, October 23, 2008

黒澤明監督『天国と地獄: 仏題 Entre le ciel et l’enfer(1963)』を劇場で

ああ、これぞKUROSAWAです。無理して観に行って良かったです。これも撮るの大変だったでしょうね。昨日のドキュメンタリー映画『A.K.』を観てから、また映画を見る目が変わりました。

(画像は東宝ミュージックより抜粋。)
Amazon.co.jpより内容紹介の抜粋。)
横浜の高台に豪邸を構える製靴会社重役(三船敏郎)の運転手の息子が、重役の息子と間違われて誘拐。犯人は3000万円を持って特急こだまに乗るよう命令するが…。
エド・マクベインのミステリ小説『キングの身代金』を、黒澤明監督が翻案して映画化した社会派サスペンス映画の金字塔。やがて人質は解放され、警察 (仲代達矢ら)の必死の捜査が始まるにつれ、明らかになる誘拐犯(山崎努)の思想。地獄のような薄汚れた町から、天国のような高台の豪邸を見上げていた彼 の屈折した思いが、とりかえしのつかない事件をうんでいくのだ。その意味では単なるサスペンス映画ではなく、人間の内面の業に鋭く迫った、黒澤映画ならで はの味わいに満ち満ちている。モノクロ映像のなか、一瞬カラー着色がほどこされるショッキング・シーンは観てのお楽しみ。後に『踊る大捜査線』映画版で、 このシーンがパロられていた。(的田也寸志)

(↓ネタバレになってしまうかもしれないので、読みたくない方は読まないでください。)

最後の終わり方、心のアクションが強い映像だと思いますが、あれで私たち観客に犯人の心理状態が引き出されましたね。山崎努演じる犯人の思いを見せられた気分でした。すごく胸に響きます。ああいう終わり方をするとは思っていませんでしたが、人間の弱さを描くのが上手いんですね、この監督は。私が黒澤映画を好きな理由のひとつです。

黒澤監督はフランスではとても人気があります。日本でももっと観られるといいと思うんですが。。。この見応え感はさすがです。この『天国と地獄』では、脚本も俳優さん達も、カメラも、作り手みんなが一緒に息をしている感じがします。凄いです!

ちなみに、「刑事役の人が良かったよね!」と一緒に行ったフランス人の友人が言っていましたが、私も仲代達矢はいつもながら良いなと思いました。でも、仲代さんは今まで見たどの映画でも素晴らしいので、仲代さんが出ていたら、良いに違いないと自動的に思ってしまいます(笑)。

『江の電』とか懐かしい単語も出てきて、嬉しくなりました。そして黒澤映画の常連の俳優さん方にまた会えました。『七人の侍』に出演している方々、侍姿じゃなくてもやっぱりいいですね!

映画を見てみて初めて題名の意味が分かりました。これは名作に数えます。

Wednesday, October 22, 2008

黒澤明監督『醜聞(スキャンダル): 仏題 Scandale(1950)』と『A. K.(1985)』を劇場で

またまた行ってきました(笑)。
もうすぐ黒澤明監督の映画上映期間も終わると思うと、無理してでも行っておこうかと思って、ここのところ映画週間となっています。

黒澤映画以外のも入れると、今週はひょっとするとリュミエール映画館Institut Lumièreの従業員ですか?かと聞かれてしまうぐらい頻繁に足を運んでいることになります(笑)。私の家からリュミエール映画館まではほんとうにすぐなので、帰りの地下鉄や夜道を気にしないでいいので便利です。

私の周りでも最近映画に頻繁に行っている友達が複数いて、いつもにまして〇〇を観に行ってどうのこうの、という話題が多い、映画の秋でもある今日この頃です。

(左のポスター画像は日本語版wikipedia醜聞(スキャンダル)より抜粋。)

というわけで、昨日は黒澤明監督『醜聞(スキャンダル): Scandale(1950)』を観てきました。

あまり良くない批評もあったので、どうなのかなと思いましたが、私は楽しんで観れました。
確かに傑作ではないかもしれませんが、好感が持てる映画とでも言いましょうか。
黒澤映画によく出ている脇役の方達も出てきて、こう言うのも変ですが、久しぶりに黒澤映画の常連さんたちにお目にかかれて嬉しいというか、そんな感じです^-^。
好きなのでしょうがありません。

三船敏郎が若いです。素敵ですね。李香蘭、山口淑子さんも、年代の違う私は、ああ、この方が一世を風靡した李香蘭かと思いながら見ていました。

1950年というと、日本がまだ敗戦から立ち直っていない時期ですね。映画の中で「今まではウジ虫だったけど、来年こそは!」と言って皆で歌うほたるの光は1950年公開、戦後という時代背景を考えると、当時はこのシーンで勇気づけられた人もかなりいたのかもしれないな〜、と想像しながら観てました。
このバタ臭さが気に入らない人もいるかもしれませんが、私はこの時代の匂いを楽しんで観させて頂きました。

醜聞(スキャンダル)の後、クリス・マルケルの監督の黒澤明についてのドキュメンタリー映画『A. K.(1985)』の上映がありました。

映画『乱』の撮影現場での映画進行、映画の撮り方、美術準備、エキストラの方たちのことなど、黒澤監督の映画作りについてです。解説はあまりなく、映像がメインのドキュメンタリーでした。映画作りって大変ですね。私は乱を見た時、ああ、これはロケが大変だっただろうなと思ったんですが、(私は普段映画を見て、そんなこと考える人ではありません^^)細部にまでこだわって作るからこそあんな映画ができるのかと実感させられました。

映画だけじゃなくて、なんでもこだわって仕事をすると、いいものができるのは同じことですね。

Monday, October 20, 2008

黒澤明監督『デルス・ウザーラ Dersou Ouzala(1975)』を劇場で

Institut Lumièreの黒澤明監督の映画上映期間ももうすぐ終わるし、何かまた黒澤映画を見に行こうと思ってプログラムを見ていて、目星を付けておいたのがデルス・ウザーラDersou Ouzala / L’Aigle de la Taïga(1975)でした。

(画像はInstitut Lumièreのホームページから。)

友達も見に行きたいと思っていたと言うので、リュミエール兄弟映画館Institut Lumièreに一緒に見に行きました。
映画の前に友人Sのうちでお茶をしてから、行きました。
Sがタルトを作っておいてくれて、とても美味しくいただきました。リヨン名物のプラリネタルトです。カメラを持って行かなかったことを後悔しましたが、それは置いておいて(笑)。


デルス・ウザーラ(Дерсу Узала, Dersu Uzala)は、1975年の黒澤明監督によるソ連・日本の合作映画である。

この映画は1902年から10年のシベリア沿海地方シホテ・アリン地方を舞台にしており、1923年に同タイトル「デルス・ウザーラ」で出版されたロシア人探検家ウラディミール・アルセーニエフによる探検記録に基づいている。

アルセーニエフ(ユーリ・ソローミン演じる)は当時ロシアにとって地図上の空白地帯だったシホテ・アリン地方の地図製作の命を政府から受け、探検隊を率いることとなった。先住民ナナイ(旧ロシア名:ゴリド)族のデルス・ウザーラがガイドとして彼らに同行することになる。

「原始的であるはず」のデルス・ウザーラの生き方は、結果的に「文明化された」ロシア人に、人生の意味など興味深いことを数多くシンプルに的確に示唆した。
Wikipedia日本語版デルス・ウザーラより抜粋、加工。

私の日本の実家にはこの映画のレーザーディスク(DVDじゃないんです^^)があって、母が良かったよと言っていましたが、私は観ずにフランスに戻ってきてしまいました。

大画面で見た方がシベリアタイガの自然の映像が生きると思うので、私はInstitut Lumièreの黒澤映画特集のおかげで劇場で観ることができて幸運でした。
デルス・ウザーラとロシア人隊長の人間関係の描き方が黒澤明監督らしいなと思いました。

一緒に行った友だちがこの映画がものすごく気に入ったらしく(私もです^-^)、終わった後コメントを長々としていて、フランス人って本当におしゃべりだなと思いました。おしゃべりじゃない人だってもちろんいるんですけどね(笑)。「今の時代にああいう美しい自然と人間関係を見ると気分がいい!最後の終わり方もいろいろな解釈ができて、そこがまた良い!」と絶賛していました。こういう風に想像力をわかせる映画っていいですね。

モスクワ国際映画祭で大賞、1975年のアカデミー賞で外国語映画賞を受賞。

Saturday, October 18, 2008

砂肝のコンフィのキッシュ: Quiche aux gésiers

砂肝のコンフィのサラダのことを書いていて、そういえば砂肝コンフィがまだあるのを思い出しました。何か作りたいけど、ここのところまた寒くなってきたので、サラダではなくて温かいものがいいな、ということで今日はキッシュを作ってみました。

前に砂肝のコンフィのキッシュというのをインターネットで見て、作ってみたいと思っていたんです。

たまねぎを炒め、食べやすい大きさに切った砂肝を入れてさらに炒めます。ボールに生クリーム、卵、塩胡椒を混ぜます。市販のタルト生地にフォークでつついて穴を開けて、そこに炒めたたまねぎと砂肝をのせ(写真左)、混ぜておいたクリームを上から流します。
今日は上にチーズはのせませんでした。

要するに、キッシュロレーヌのベーコンが砂肝コンフィになったというだけのものなんですよね(笑)。
焼き上がりはこうなります。(写真右)

フランス語のレシピに「簡単で、美味しいのがこのレシピ。忙しいけど、何か作らないといけない時は、これ!」と書いてありました(笑)。ちなみにフランス語のレシピでは砂肝のコンフィは炒めないで、食べやすい大きさに切ってそのままタルト生地にのせるとありましたが、私はたまねぎを炒めてから一緒にソテーしました。たぶん、ソテーしなくても大丈夫なんでしょうね。

個人的にはキッシュ・ロレーヌより砂肝キッシュの方が好きかもしれません。砂肝キッシュに限らずキッシュって簡単なのに豪勢に見えるのが良いです^-^。
Bon appétit !

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Friday, October 17, 2008

砂肝のコンフィのサラダ: Salade de gésiers

もう随分と昔のことですが、私の同居人のPちゃんと一緒に買い物に行った時、Pちゃんが「これ買わない?」と指を指したのが"gésiers"でした。発音はジェズィエです。

gésiersというのは鳥の砂肝のことで、フランスではこの砂肝のコンフィをフライパンでソテーしてサラダにして食べるというのが定番です。フランスではスーパーで真空パックに入ったものや瓶詰めのものが手軽に買えます。

ビストロでもよくメニューにあると思うんですが、家でもとても簡単に作れるので私はたまに自分で作ります。かなり前に写真を撮っておいたので、アップしてみます。

砂肝のコンフィのサラダ: Salade de gésiers confits

今回の材料
  • 鳥の砂肝のコンフィ:gésiers confits(フランスではスーパーで真空パックに入ったものや瓶詰めのものがたくさん売っています)
  • お好みのサラダ
  • バゲットとシェーブル(山羊の)チーズ
  • 卵(ポーチドエッグ用)
  • ヴィネグレットvinaigrette: 山羊チーズのトーストのサラダ: Salade de chèvre でも書きましたが、フランスでサラダを食べる時にはいつも作るドレッシングです。たくさんつくって、瓶などに作り置きできます。


真空パック(もしくは瓶)に入っているgésiersをついている油ごとフライパンに入れてじっくりソテーします。パックから出したばかりだとこんな感じです。

ちなみに、パックごと熱湯で10分茹でてもいいと説明に書いてあるものもありますが、Pちゃんは「絶対にフライパンでじっくりソテーしないとダメ!熱湯で茹でるなんて邪道だよ!」と言って聞きません。でも今では私もこれを袋ごと熱湯で茹でる気にはなりません(笑)。これを袋ごと熱湯で温めるなんて邪道です(笑)。

最低でもこのぐらいまでじっくりソテーします。

gésiers砂肝をフライパンでソテーしている間にサラダを用意します。バゲットのスライスしたのにchèveのチーズをのせてトーストして、ポーチドエッグもつくりました。
一番目の写真のように盛りつけて召し上がれ。Bon appétit !

ジェズィエ、砂肝はコンフィになっているので日本の生で売っている砂肝とはかなり違った感触です。
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Wednesday, October 15, 2008

We are the world 〜 Les Guignols de l'info

ひょんなことで、You tube でWe are the worldを見てみたら、懐かしい人が一杯いて、しばし郷愁に浸っていました(笑)。世の中も随分変わりましたね。出てる人たちもみんな若いです。

We are the world


リード・ボーカルの歌唱順(ロング・バージョン)

* 1A:ライオネル・リッチー、スティーヴィー・ワンダー、ポール・サイモン
* 1A':ケニー・ロジャース、ジェームス・イングラム、ティナ・ターナー、ビリー・ジョエル
* 1B:マイケル・ジャクソン、ダイアナ・ロス
* 2A:ディオンヌ・ワーウィック、ウイリー・ネルソン、アル・ジャロウ
* 2B:ブルース・スプリングスティーン、ケニー・ロギンス、スティーブ・ペリー、ダリル・ホール
* C:マイケル・ジャクソン、ヒューイ・ルイス、シンディ・ローパー、キム・カーンズ
* repeat1:ボブ・ディラン
* repeat2:レイ・チャールズ
* repeat3:スティーヴィー・ワンダー、ブルース・スプリングスティーン
* repeat4:ジェームス・イングラム、レイ・チャールズ
(日本語版wikipediaのWe are the worldより抜粋。)


そうしたら、横でPちゃんが、We are the world ならず We fuck the world があるよ。というので見てみるとフランスの有名な風刺番組Les Guignols de l'info(発音はレ・ギニョール・ドゥ・ランフォ)のものでした。

We fuck the world


歌詞は英語でフランス語の字幕が下に出てますが、映像もあるし大体の意味は分かると思います。ブッシュ大統領以外はシルベスター・スタローンばかりなのはなぜかというと、ここでは彼は軍隊や暴力、権力などの象徴(彼の出演する映画の関連)となっているからです。
そういうわけで、スタローン氏はこの番組にはよく出てきます(笑)。

Les Guignols de l'infoはマリオネットで社会を風刺するフランスの番組で、風刺対象は政治、ニュース、マスコミ、世界の著名人などあらゆるものが風刺の対象です。かなり皮肉がきついものもあって、大統領でも人気スポーツ選手でも誰でも風刺されてしまうので、風刺される方は苦笑いに冷や汗(でもフランス人ならあまり気にしていないと思います)、見てる方はにやりです。日本だったら非難がテレビ局に来そうですが、そこはフランス、皮肉が大好きな国民性なので皆楽しんでいます。
なかなかうまく特徴を捉えているものもあるし、月並みなものもありますが、見てみると結構面白いです。

ちなみに、進行アナウンサー役のマリオネットはフランスの実在のテレビ局TF1の看板アナウンサー。出てくるのはニュースでおなじみの人ばかりで、フランス在住の方は誰が誰だかすぐに分かると思います。

フランスの私営・有料放送局CANAL+ (カナルプリュス)が作っているのですが、1988年からずっと続いています。
CANAL+は有料ですが、Les Guignols de l'infoの時間帯は加入していなくても放送を見ることができます。その後しばらく経つと有料時間帯になります。

Les Guignols de l'infoは月曜から金曜の19時58分からです(夏休みなど長期の休みの時以外)。日曜日は13時45分から1週間分のLes Guignols de l'infoがまとめて見られます。
最近は以前ほど面白くなくなったと思ってあまり見ていませんでしたが、ちょっとインターネットで見てみたら、最近はフランスのCMのパロディーもやりだしていてシラク元大統領夫妻の登場で笑ってしまいました。
DVDも発売されていますが、そこまでして見る人もいるのでしょうか(笑)。当時のフランスのご時勢は分かると思いますけど。

◆インターネットでも毎晩放送分のものがCANAL+のホームページで見れます。
Les Guignols de l'info
http://www.canalplus.fr/index.php?pid=1784


話を戻しますが、We are the worldは世界中でいろんなバージョンが作られていそうですね。ダウンタウンの番組のパロディも載せようかと思いましたが、やめました(笑)。
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Sunday, October 12, 2008

簡単チヂミ@フランス

お好み焼きが食べたいなと思いながら、お好み焼きと言えば、チヂミも良いかもしれないと思ってアジア食品スーパーに行くと値段に随分差が。

売り場の写真を撮ってみました。写真だけ見ると気分は日本ですね^-^。でも買ったのは韓国のチヂミ粉です。

お好み焼き粉が250gで2.95ユーロ。韓国のチヂミ粉は500gで1.35ユーロです。
つまり、お好み焼き粉500gの場合5.9ユーロになるのでチヂミ粉はお好み焼き粉より4.55ユーロ安いことになります。

これはお好み焼き粉とチヂミ粉の違いですけど、これでお分かりのように、(想像には難くないと思いますが)こちらでは日本食品は他のアジアの食品よりも高いんです(笑)。
でも逆に言うと、日本で手に入りにくいアジアのものもこちらのアジアスーパーに行くとリヨンではいろいろと安く手に入ります。


今回はチヂミ粉を買いましたが、小麦粉でもチヂミは美味しくできるようですね。
もう買ってしまいましたが、インターネットで小麦粉からつくるチヂミの作り方もたくさんでてました。

作り方だけ見るとお好み焼きよりも簡単そうです。前にこちらでお好み焼きを作ったときは長芋をすりおろして、手にじんましんのようなのが出て、痒くなりました。それ以降、長芋をする時はおっかなびっくり、ゴム手袋着用です。じゃがいもでも美味しくできるようですから、今度は長芋じゃなくてじゃがいもでやってみます。


今日の材料(二人分)

チヂミ粉200g
塩少々
水250 ccぐらい
卵1個
白ごま大さじ1ぐらい
にら・玉ねぎ・にんじん
いか・えび(冷凍)
ごま油

[たれ]
醤油、ごま油、ラー油、塩、お酢、すりごま、にんにくのすりおろしを適当に混ぜて作りました。

今回はアジア食品屋さんで冷凍のいかとえびを買ってきたので、それをお湯で戻して(その戻し水でチヂミ粉を作ります)、野菜をそれぞれ千切りなど食べやすい大きさに適宜切ります。
(韓国の方のレシピにはイカが必須と書いてありました。)チヂミ粉と水、卵に塩少々、野菜と白ごまをお箸で混ぜ、いかとえびも入れます。この生地をしばらく放置します。韓国の方から教えてもらった方のレシピには少なくとも2時間以上とありました。その方が魚介の味が生地にしみるからだそうです。
油を多めにしいて、じっくり焼きます。
お好み焼きは押さえたらいけませんが、チヂミは押さえてしっかり焼きます。
仕上げにごま油を追加して香ばしく焼きます。

油を多めに使うのがポイントかなと感じました。

いろいろな方がお好み焼きのことをブログで書いていらして、そのたびに美味しそうだな〜と思っていました。始めて作った海鮮チヂミですが、結構簡単に美味しく出来ました。でもキャベツ一杯のお好み焼きの方も食べたいです^-^。
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Saturday, October 11, 2008

イタリア映画 イル・ポスティーノ (1994): Il postino(仏題Le Facteur)

Institut Lumière でイル・ポスティーノ (1994)の映画上映と映画の原作小説を書いたアントニオ・スカルメタ氏のお話を聞くsoirée spécialeに行ってきました。

(ポスター画像はWikipediaの英語版 Il Postinoより。)

イタリア、ナポリに浮かぶ小さな島。政府に追われてチリから亡命してきた世界的詩人パブロ・ネルーダ(フィリップ・ノワレ)の滞在は、島の人々の ちょっとしたニュースになっていた。ネルーダに郵便を届ける配達人となった青年マリオ(マッシモ・トロイージ)は、ネルーダとの交流の中で、詩の世界に触 れ、恋を知り、人間として目覚めていく。
故郷を追われたプライド高き詩人と、故郷の現状や自分自身にさえ無頓着な若者。まるで共通点のないふたりが詩を通して心で結び合うさまを、繊細な タッチで描いていく。ネルーダが島を去った後も、彼の消息を新聞記事で追いかけるマリオ。著名人であるネルーダにとっては短期間の小さな思い出に過ぎず、 便りが来ることもない。それでもマリオはネルーダの残した録音機に、さざなみや風の音を吹き込む。出会いが人生を変え、信じようとする心が真実を生むとい うシンプルなメッセージを、心から信じたくなる真摯な映画だ。(茂木直美)
Amazon.co.jpのイル・ポスティーノのDVDの説明より抜粋。

英雄でもなんでもない、この郵便配達人と詩人の交流をこんな風に描くところは素晴らしいと思います。前半の詩の隠喩についてのマリオとネルーダのやりとりのシーンはかなり笑えます。
最後はちょっと切ないですけど、じわりと良い映画を見たときの嬉しさを感じました。好きな映画がまた一本増えたという感じです。

ご存知の方も多いと思いますが、配達人役のマッシモ・トロイージMassimo Troisi氏は心臓手術を伸ばしての撮影で、撮影が終わった12時間後に亡くなったそうです。これは見終わってから知りましたが、映画を撮り終わってからほぼすぐに亡くなったとは、彼もこの映画に命を捧げたのですね。俳優としての誇りで映画を撮り終えることができたのでしょうね。

(Soirées pécialeのチラシはニュースレターより抜粋。Il postino(=仏題"Le Facteur"))

この映画の原作"Ardiente paciencia"のアントニオ・スカルメタAntonio Skármeta氏が映画上映の後、質疑応答でお話ししてくださいました。

とても元気というか陽気な方でいかにもラテン系らしい、でも優しい雰囲気を持っている方でした。フランス語もかなり分かるようで、通訳の方がつまっても言い直したり、通訳の方が言い忘れたりすると◯◯だよ、と言ったり、会場の笑いを誘っていました。

原作の翻訳本は最初15カ国語だったそうですが、映画のヒットのおかげで27カ国語に増えたそうです。
原作の方もとても面白いようですね。

ちなみに、よくこの郵便配達人は実在の人物だと思われていたようですが、この人物像はフィクションだそうです。昔アメリカで取材を受けると、よくこの郵便配達人の奥さんの住所を教えてくれないかと言われたそうです。

小説を書いた後、スカルメタ氏自身でArdiente pacienciaという題で映画をつくったそうです。少ない予算でフランスのビアリッツでロケをして作ったそうですが、このバージョンの方も見てみたいと思いました。手に入るのかどうかがよく分かりませんが。

実はこのsoirée spécialeのチケットはかなり前に買っていたのですが、同じ日にリヨン第三大学の日本映画の方もあってかち合っていました。このブログでも紹介した日本文学の映画フェスティバルですが、紹介した本人の私はいろいろとごたごたがあってあまり観に行けていません(笑)。

日本映画を見てから行けばぎりぎり間に合うかと思ったのですが、心配だったので日本映画の途中で抜け出して、イル・ポスティーノの上映にやって来ました。抜け出して正解でした。満席で階段席待ちの人達がたくさんチケット売り場の横に並んでいたからです。運良くまだ席も残っていたので良かったです。当日チケットを買った人達は通路の階段で映画を見ることなります。

Institut Lumière主催のこの手のsoirée spécialeで監督や原作者が話をしにやって来る場合は、早めにチケットを買っておかないと売り切れてしまう場合があります。soirée spécialeの人気の度合いは予測できませんが、最近は行きたい特別上映の券はすぐに買いに行くことにしています。
ウッディ・アレンの試写会もすぐ満席になっていました。

Friday, October 10, 2008

ウェブ上で浮世絵の展示: Exposition virtuelle et son dossier consacrés à l'estampe japonaise
















浮世絵好きの方に朗報です!

Bibliothèque nationale de France(フランス国立図書館)のホームページで浮世絵の展示が見られます。

ただし言語はフランス語です。
浮世絵や日本美術好きのフランス人にとっては嬉しい悲鳴というところではないでしょうか。

バーチャル展示の入り口は以下です。

L'Estampe japonaise, images d'un monde éphémère
http://expositions.bnf.fr/japonaises/
(写真は浮世絵展示のサイトのトップページです。写真からリンクはしません。)

2008年11月18日から2009年2月15日までフランス国立図書館のリシュリュー通り旧館で浮世絵の特別展示がありますが、今回のウェブ上の公開は特別展に先駆けて、来場する人達が浮世絵の予習・準備もできるようにというもののようです。

このサイトで、北斎の冨嶽三十六景広重の東海道五十三次、などが見られます。
特にいいなと思ったのは、visite guidéeのページで浮世絵を見ながら音声ガイドを聞けることす。
visite guidéeはこちらのページです。
http://expositions.bnf.fr/japonaises/visite/index.html

visite guidée全部は見てませんが、これはすごいです。好きな人にとっては(^.^)。聞いてみると面白いですよ。なんだか日曜美術館を見ている気分です(笑)。フランス語ですけどね。これはなかなか気前がいいというか、粋なこころみではないでしょうか。パリに行かずして浮世絵のガイドがフランス語で聞けます。説明のおおよそのテキストが見れるアイコンもあります。

このエクスポジションについてのチラシは以下からダウンロードできます(フランス語)。
http://classes.bnf.fr/classes/pages/pdf/fiche-japonaise.pdf

ただし、著作権上、画像のコピーはできないようになっています。全てではなくてダウンロードができるものもあるようです。

念のため言っておきますが、私が浮世絵をコピーしたかった訳ではありません。私と同じくある人からのメールでこのサイトの存在を知ったCとの会話に基づいたものです(笑)。

C「(ものすごい笑顔で)あのサイトすごいよね〜!しばらく見てたよ。でも、(笑顔が消える)画像のダウンロードができない。」
私「(へ?と思ったんですが)そうなの?」
C「うん、でも、できるのもあるよ。」

確かにこれだけ良い状態の浮世絵がネット上で見られれば、コピーして使いたくもなるかもしれませんね。
追記: Cの言う通り画像のコピーは出来ないと信じ込んでいましたが、出来ます。ひでさんありがとうございます!やり方はコメントをご覧ください。(2008年10月12日零時)
バルセロナでも同じエクスポジションが今年の六月から九月まで行われていたようです。
来るパリでの展示情報は以下です。

http://expositions.bnf.fr/japonaises/のinformationsに同じ情報があります。

du 18 novembre 2008 au 15 février 2009
galerie Mazarine et crypte du site Richelieu :
Bibliothèque nationale de France, 58 rue Richelieu, 75002 Paris

Du mardi au samedi de 10h à 19h
Dimanche de 12h à 19h
Fermé les lundi et jours fériés
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Thursday, October 9, 2008

ブログ事始@フランス

4月にブログを書き始めて半年になります。 一番最初に書いたものは中国人の友人とのチベットについてのいざこざからでしたが、今ではいろんなことを書くようになって、ほぼ日記のようになってきているような感じです。

昔(2003年か2004年頃だと思います)ブログを始めようと思ったときは文字通り三日坊主でした。インターネット環境が悪かったというのも理由のひとつだったと思います。ブログを書くならネット環境は最低限必要ですからね。

家にインターネットがあると便利で、今回は意外と頻繁に更新しています。これからどうなるかは分かりませんけどね。ひょっとしたらぱったり書かなくなるかもしれません(笑)。
  • ランキング
せっかくブログを書くのなら、いろんな人に見てもらいたいと思って参加してみたランキングですが、ランキングの順位があがり、たくさんの人が訪問してくれるようになると、毎日更新せねば!という妙なプレッシャーを感じるようになりました。

夏休みに毎日のように記事を書いていたときは、日本ブログ村のフランス情報部門でかなり上位になったりして自分でびっくりしていましたが、そうそう毎日書いていられません。私のブログの場合、更新すれば順位は上がるし、しないと下がるというサイクルです。(そうではないブログもあるので、私のブログの場合です)


ランキングから外れようと思ったこともありますが、ランキングから来てくれる方もいるのでこのまましばらくランキングは残しておこうかと思います。 のんびり、マイペースでブログを書くのが一番だというのが結論です。ブログで気張っても仕方がありませんもんね。
  • ブログに載せるための写真
ブログを始めて私の生活レベルで変わったことといえば、ブログに載せるために写真を撮ることが多くなったことです。前は食べ物の写真を撮るなんてことはしませんでしたからね。 でも、自分のうちで写真を撮るのはいいんですが、レストランで写真を撮るのは、フランス人はあまりしないことですし、嫌な人もいます。お店では「ブログに載せたいから、撮ってもいいか」と聞いてからにしています。撮られるのを嫌がる人もいるんですよね。逆に撮って欲しい人もいるようですが(笑)。

ちなみに、ブログを書いていて気がついたのは、
食べ物のことを書くとコメントが多くなり、アクセス数もあがるということです。私自身、食の話題は日常のことなので書きやすいのですが、食の話題についてはコメントを残しやすいというのもあるのでしょうね。美味しそうなものについて書かれていたりすると、私もついつい自然にコメントを残したりしてしまいますから(笑)。
  • コメントは嬉しい
最近はいろんな方からコメントを貰えてとても嬉しく思っています。会ったことはなくても、コメントをよくくださる方達なんかは親しみが湧いたりします。ブログというのもコミュニケーションの 一部になってきたのでしょうか。最近はコメントを貰うと、お返事を書くのも交換日記のような感じで(古いですね!)やりとりが楽しいです。

でも、忙しい時にコメントをたくさん頂いたりすると、お返事をする時間がありません。
返事を見に私のブログにいらっしゃる方もいるので、気になってしまいますが、そういう風に考えるときりがなくなってしまいますね。お返事は時間がある時にゆっくりさせていただくようにしようと思います。

ブログを持っていることがストレスに感じるようになっては、元も子もありません。
ブログはマイペース、時間のある時、というのが理想です。ランキングに参加すると順位の上り下がりが楽しい反面、マイペースが乱されがちになるのがダメな所です。
  • 驚くこと
たまに「私と友達になってください。私のブログをお気に入りに登録してください」と知らない人からメッセージをもらうことがあります。コメントをくださったりして、ある程度どういう方か分かっている場合はいいんですけど、誰なのか分からない人から「これも縁ですからリンクに入れてください」と来るとびっくりします。

そういう人に限って、私のブログとは全然関係ないブログをやっています。困ったもんだナと心で思いながらお断りしました。
アフィリエイトではなくても、アクセスアップのために手当たり次第送っている人もいるようですが、受け取る側としては妙な感じがします。
  • サロン化しているブログもありますね
いろんなブログがあっていろいろと見ていると面白いんですけど、ひさしぶりに行ってみたブログの雰囲気が変わっていて、ちょっとびっくりしたこともありました。馴染みの人たちが出入りしているサロンみたいな感じで、それはそれで良いことだと思いますが、頻繁にコメントを残している人でないとコメントを書きにくい雰囲気に驚いたんです。なんとなく寂しい気がしました。だんだん特定の人ばかりが来るようになると、本当のコミュニティのような雰囲気になるブログもあるんですね。

  • コメント承認制について
コメントは承認制にしているので、コメントを書いて頂いてもすぐにこのブログ上には表示されません。私が確認した後表示されるようにしているので、すぐに表示されなくても心配しないでください。たまに何度も同じ投稿をしてくださる方がいます。 承認制にしている理由は、私がブログを始める前によく読んでいたブログに、明らかないたずらや、気味の悪いコメントが表示されているのを見かけることがあったからです。ブログの内容にかかわらずたまに気味の悪いコメントを見かけるので、私は最初から承認制にしました。


いろいろありますが、ブログを通して日本の方とも海外の方ともいろいろ知り合えて、意見ももらえたりして、総合的に見るとブログを始めて良かったなと思います。いつも来てくださる方には本当に感謝しています。
この場を借りてお礼まで(^-^)。ありがとうございます。

Tuesday, October 7, 2008

リヨンを去る友人

(今回のはちょっと個人的なことです。)
ある友人が国に帰ります。


すごく親しい仲という訳ではありませんが、彼の名前は私の友だちリストの「心に残る人」の欄に名前を書かれています。(そんなリストは現実には存在しませんけど(笑)。)


「僕は田舎者だよ」と大声で言うのですが、その話し方を見ればそんなの分かります。
人がたくさんいてもものすごい大きな声で話すのでこちらは恥ずかしくなってきますが、本人はお構いなしです。でも大声で話してくれるので聞き返す必要がないのはいいことですね(笑)。面白いというか、憎めない人です。

とても特徴的なキャラクターの人なのですが、実はある人達ともめごとになって、悲しい思いをしたようです。誰かに話したかったらしく、たまたま私にはいろいろ話してくれたのですが「僕と仲良くしている所を見られたら木蓮も仲間はずれにされちゃうかもしれないから気をつけた方がいいよ」とニヤリと笑って言っていました。
いざこざがあって辛かったでしょうけど、今は元気になって良かったです。

いつも大きな声で話す、自称田舎者の彼ですが、その割にとても紳士的なので、驚かされました。こう言うと田舎の人は紳士ではないかのような偏見になってしまうかもしれませんね。でも彼が紳士だということを言いたかっただけです。


人間、わがままなもので、もう会えなくなるという時になって、実感が湧くもののようです。なんでもっと会っておかなかったのか、と急に寂しくなりました。でも同時に、彼のことを考えるとなんだか気分が明るくなります。気分が落ち込みがちな時でも、彼に会うと気分が晴れる、というか笑ってしまう、そんな人です。これって貴重なことですよね(笑)。

もうすぐ出発の彼。お互い時間もないので、私は彼が旅立つ日に駅に見送りに行くことにしました。


彼にはまたいつか会えるんでしょうか。「日本に来たかったら私に言ってね」と言っておきましたが、彼が本当に来日したら面白いことになると思います(笑)。少なくとも私にとっては。その日が来ることをひそかに期待することにします。


もし、いつか、小説の真似事でもすることがあれば、彼のようなキャラクターの人も登場させたいなと思わせる、そんな人です。

私の個人的なことであんまり面白くもないことだったかもしれないと思いますが、出発する彼のことを思って、ちょっと書いてみたくなりました。

Sunday, October 5, 2008

でらうま!4

ばったりある友人に会いました。もうすぐ国に帰るのでおみやげを買っているところだった彼、リヨンのショコラチエ(chocolatier)のVoisin(ヴォワザン)に行きたいと言うので、すぐそこにあるよ、ということで一緒に行きました。

Voisinはリヨンのチョコレート屋さんで、リヨンを中心にフランスに23店舗あります。ほとんどのお店がリヨン(もしくはリヨン周辺)にありますが、マルセイユ、ニース、グルノーブル、アキテーヌ地方のベルジュラックにも一店舗づつあります。

他にも有名なchocolatierがリヨンにありますが、Voisinは高すぎもなく、安くもなく、支店がたくさんあるので行きやすいです。リヨン名物の看板お菓子もあるし、何かの機会に買うにはいいお店です。
それに、リヨンの人達はVoisinに親しみを持っているようですね。

チョコレート以外にも、紅茶やコーヒー、ヌガーやドラジェ、Voisinの看板商品、リヨンのお土産で有名なものも売っています。リヨンの有名なお菓子は、私が紹介するまでもなく、すでにいろいろな方がブログで書かれていますが、いつか私も書くかもしれません。


Voisinのホームページはこちらです。


そういえばPちゃんがチョコレートが食べたいと言っていたのを思い出しました。Pちゃんを出しにして私も食べたいので、私も国に帰る子と一緒に手頃な値段の板チョコを買いました(笑)。

チョコレートの包みの写真は左から、オレンジの皮の砂糖漬けが入ったブラックチョコ、レモンの皮の砂糖漬けが入ってるショコラ、ホワイトチョコレートです。

Pちゃんと三種類とも食べてみましたが、私たちが一番気に入ったのは、レモンの皮の砂糖漬けが入っているもの"Chocolat au lait aux Ecorces de Citron Confites"でした。でも全部でらうまでしたよ^.^。

Friday, October 3, 2008

風邪ひかないでください!

ここの所寒くなって風邪をひいてる人が増えてきたフランスです。

ところで、フランス人の中にはしょっちゅう風邪をひいてる人が結構います。
理由はいろいろあると思いますが、私が理由のひとつに数えているのは、
手洗い・うがいをしないこと。

  • 手洗い・うがいの文化がないフランス
日本では家でも学校でも子どもの時から手洗いはみっちり仕込まれませんか?
うがいもされている方が多いのではないでしょうか。


フランスも去年あたりはテレビの政府のCMで手洗いを促すものがありましたし、最近は手洗いに関しては、する人が数年前に比べてちょっと増えたと感じます。
でもトイレに行って手を洗わない人も多いんですよ〜。
最初見たときは信じられませんでしたが、フランスでは結構そういう人もいるのが現実なんです。
日本が清潔すぎるのも否めないと思いますけど、フランスでは衛生感覚の違いで驚くことって結構あります。
19世紀のフランスの公衆衛生の悪かったのは有名だと思いますが、2008年の今でもフランス人の衛生感覚は疑問符がつくことが多いです。


手を洗わなければ、菌は広がります。
私の職場はさすがにみんな手を洗ってますが(笑)、同僚に風邪を引かれるとあっという間に広がります。空気が乾燥しているので、菌も元気に飛び回っているんだろうな〜と思います。そこで、私が徹底して普段から心がけているのは「うがい」です。喉についた菌を洗い流すだけで随分違います。それに気持ちがいいし、気分的にも安心です。
夏でも外から帰ると必ずうがいします。

私は「あ、これはやばそうだ」と思った時は紅茶でうがいをします。
かなり前から日本では
紅茶でうがいってよくテレビなどでも取り上げられていましたけど、私はフランスに来てもそのおかげであまり風邪をひきません^-^。

「紅茶でのうがい」については、参考までに下のリンクをどうぞ。他にも探すといろいろ出てきます。
あなたの健康百科 紅茶に感染阻止する作用

人が集まる所や風邪を引いている人の近くに長くいるとどうしても菌を貰いがちですから、念入りにうがいします。たかが
うがいですがそれだけのことなのに随分違うものです。

  • はてなマークのフランス人のアスピリン信仰
風邪の引きかけにフランス人が言う言葉。
「ああ、なんか喉が痛い。今夜はアスピリン飲もう!」

(←写真はフランスのアスピリン・鎮痛剤。水に溶かして飲みます。上のDolipraneドリプランは常備しているフランス人家庭が多いと思われます)

アスピリンって鎮痛剤ですから、頭痛があればそれはそれで良いと思います。それに、よく眠れるというのもあるようですが、日本人の皆さんは喉が痛くてアスピリンを飲みますか?


ここ最近、私の周りで風邪をひきそうに(そのうち二人は立派にひきました)なった時、みんなが「アスピリン飲もう。」「アスピリン買いにいこう。」と言っていました。


それを聞くたび、私は「ああ、ブルータスおまえもか!」じゃないですけど
(意味は違いますけど、なんだか好きなんです、このフレーズ。^^)あなたもですか!と心の中で思ってました。 それでアスピリンを飲んだらしいんですけど、風邪を引いてました。

風邪の引き始めにはアスピリンだと思っているらしいんです。
不思議に思って聞いてみました。「頭痛いの?」「いいや、痛くない。」「じゃあなんでアスピリンなの?」「(当たり前という顔をして)風邪ひきそうになったらアスピリンだよ」アスピリンで痛みは無くなっても、風邪が治るわけではないと思うんですが。まあ人には人のやり方があるのでそれ以上はつっこみません。

でも、普段からうがいをしてた方がよっぽどいいと思うんですけど^.^。

中国人の友だちも病気になる前から健康管理をすると言っていましたが、(中国医学って基本的に予防医学の要素が強いですよね)私も外国にいることもあって、健康管理は気をつけるようにしています。


私は職場でも同僚が咳をしていると、席を立ったついでにうがいをします。でも、うがい文化のないフランスでうがいを(しかも紅茶で)しているの知られれば奇異の目で見られるでしょうから、職場では見られないように気をつけています(笑)。

私の同居人のPちゃんも私がうがいをしていると面白そうに見て、ひどい時は格好だけ真似し始めます。格好だけじゃなくて本当にうがいしてくれればいいのにと思いますが。「フランス人はそんなことしない」と言い張るんですよね。

  • 湿度が恋しい時
インフルエンザ菌は湿度が高い所では増殖できないということは日本では結構知られていますよね。日本でも冬は乾燥していますが、ヨーロッパの空気の乾燥の仕方は日本とは程度が違います。夏は湿気がなくて過ごしやすいんですが、冬は乾燥しすぎていて大変です。こんなに乾燥していれば風邪が流行るのも仕方がないのかのかも、と思います。乾燥しているヨーロッパから冬に日本に一時帰国するだけで肌の状態まで変わちゃいますからね。肌は嘘をつきません(笑)。

でも、湿気を保つのは結構大変です。換気もしたいけど湿気も保ちたい私。加湿器なんて買う程病気がちな訳でもなし。蒸気の出るものなんかで保湿をします。
これを書きながら思ったんですが、お鍋なんかは良いですよね。
中国の火鍋なんかも辛いし、おいしいし、体も温まるのでそろそろしたいです。火鍋のもとはこちらのアジアスーパーで買えます。


日本はまだそれほど寒くもないと思いますが、フランスは本当に風邪に気をつけないといけない季節になりました。
皆さんもお体はご自愛下さい。

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Wednesday, October 1, 2008

紅色ティラミスに挑戦?

こちらはリンゴの季節になってきたし、タルトタタンでも作りたいな〜と思っていたら、タイミング良くサラさんのブログで美味しそうなタルトタタンを拝見しました。 なんだか嬉しくなって、食べてもいないくせに視覚だけで満足してしまいました。タルトタタンはまた今度作ることにします。我ながら私って便利というか、都合がいい人ですね。

そういえば前にマスカルポーネを買っておいたはず。使わなくてはと思い「そうだ、じゃあフルーツティラミスを作ろう」と思いつきました。 イタリア人の友人Dが前々から「普通のティラミスじゃなくて、フルーツのティラミスも美味しいよ。でらうまだよ。」と言っていました。
でらうまとはもちろん言っていませんでしたが、私の頭で覚えているイメージはそんな感じです(笑)。


でもマルシェに行ってみると、今の季節は私がイメージしていた果物はあまり美味しそうではありませんでした。でもフルーツのティラミスを作りたくてたまらない私。かなり前に買っておいて眠っていたグリオット(griottes)のシロップ煮を使うことにしました。グリオットというのは酸味の強いさくらんぼの一種です。

今回、やってみたいことがあったのですが、その目論みは失敗しました。 やってみたいことといっても大したことではなくて、マスカルポーネクリームにキール・ブルトンの時に使ったカシスのリキュールcrème de cassisを入れて、紅色クリームのティラミスにできないかなと頭の中でイメージしていたんです。

実際にやってみるとこの紅色作戦は上手くいきませんでした。カシスリキュールではクリームは十分赤くはなりません。たくさん入れれば赤くなるかもしれませんが、ティラミスの場合分量の割合から見てたくさんは入れられません。キール・ブルトンのカクテルのように簡単に赤くはなりませんね。(当たり前です!^-^)
クリームを赤くするには赤いフルーツをそのままクリームにして混ぜ込むとか、食紅を入れるとかしないといけませんね。それとも仕上げにカシスをソースにして少しかけるのなら赤い色は見せることができます。


というわけで紅い色づけには失敗しましたが、香りはとても良くなりました。


でも、なんで私はクリームを赤くしたくなったんでしょう。色にこだわるのは週末に見たウディ・アレンの映画の色合いの感じがよかったせい?映画の色彩が豊かだったからせいかもしれません。

基本の作り方は前に載せた
Dのレシピのティラミスの作り方と一緒です。 違うのはマスカルポーネクリームを作る時にカシスリキュールを入れる分砂糖を少なくしたのと、クッキーにしみ込ませるコーヒーにグリオットの瓶のソースも混ぜてしみ込ませてみたこと。後はティラミスの間に一段グリオットを並べただけです。 上の写真はグリオットのシロップ煮をのせた所です。

出来上がりはこうなりました。
グリオットのティラミス

ココアをかけて食べます。これはこれで美味しいですけど、もっとフルーツがたくさんの方が私がイメージしていたものに近くなると思います。今回のは実験で作ってみたのですが、参考になりました。次回はフルーツをもっとたくさん入れて作りたいです。

◆おまけ◆

ティラミスのことを書いていて思い出したことがあります。

もう何年も前、ティラミスを買って(この頃はまだ「買って」いました。)学生寮に戻ってきて、食後にデザートとしてみんなで食べようとしました。一緒にいた人達はイスラム教徒の友達でした。

ティラミスを出すと、彼らのうちの一人が、言いにくそうに、皆に向かって、

A「それすごく美味しいんだけけど、アルコールが入ってるって知ってる?」
一同「!!!!。。。。」
B「。。。。僕はもう前に食べちゃったよ。Cは食べないでおいた方がいい。(Cは信心深いので)」
C「じゃあA、美味しいって知ってることは食べたことあるの?」
A「。。。。」

彼らはしばらくティラミスについて話し合って、結局ティラミスを食べたのは私とすでに食べたことがあるBだけでした。

なんとも変な心持ちがしたものです。

自 分で作ればアルコールを入れないで作れますから理論的にはイスラム教徒でも食べれます。でも疑い深いイスラム教徒は食べないでしょうね。フランスに来たば かりのイスラム教徒は食についてとても注意深くて、学校の持ち寄りパーティーなんかでもイスラム教徒がつくったものしか食べていないのが印象的でし た。

ティラミスに関してのほろ苦い思い出。
ところで、明日か明後日に今年のラマダンも終わりますね。
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